龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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デュースブルグエッセン大学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学

2011年8-9月号 文学部 S.S

レポート作成文学部 S.S

夏休みについて

ドイツの大学の夏休みは7月の半ばから10月の半ばまでの約3カ月間あるのですが、正規の学生はこの休み期間中にテストやレポートのある学生がほとんどで実際は3カ月丸々休みがあるというわけではありません。しかし、私の場合語学コースしか受講していないので7月の2週目でテストがおわり、丸々3カ月休みがありました(現在も夏休みなのですが)。

ポツダム大学での夏講座

ドイツにおける夏休みは日本の大学の夏休みに比べて非常に長く、4月から3カ月かけてせっかく学習したドイツ語をこの夏休みで忘れてしまうのも嫌だったので、大学の夏講座に通うことにしました。大学の夏講座は基本的にほとんどのドイツの大学が開講しており、その内容も多岐にわたります。私の場合いつも住んでいるノルトライン=ヴェストファーレーン州から出てポツダム大学に通うことにしました。私がこの案を考えた時にはすでに申し込み期間はおわっていたのですが、電話で確認してみるとまだ少し席が空いているということで申し込むことができました。また運よくポツダムに住んでいるドイツ人の家に6週間お世話になることもできました。

ポツダム大学キャンパス

ポツダム大学はサンスーシー公園の中に位置しており、新宮殿の一部がキャンパスとなっています。私は毎日自転車でサンスーシー公園の中を通学していたので、キャンパスは最高の立地であるといえました。1カ月の講座は毎日朝9時から夕方16時までで、その内容はドイツ語の文法や発音といった基本的なことはもちろんのこと、自分でゼミを3つほど選択するといったものでした。私はドイツの地方学・1920年代のベルリン・東ドイツの歴史の三つを受講しました。すべてのゼミの授業教材は外国人向けに書かれたものではなく一般的な学術的書物からのコピーを用い、また各自プレゼンテーションを行い、加えて最後にはレポートも書かなければならず、非常にハードな内容でした。特に東ドイツの歴史の授業は学外に出て博物館に行きドイツ語で説明を聞くといったものもあり、内容が内容なだけに今までの語彙では追いつかず、毎日が格闘の日々でした。しかし非常にハードな毎日でしたが、約1カ月の夏講座を終えてみるとドイツ語の力ももちろんのことドイツについての知識やその歴史も身につけることができたと思います。

また、6週間お世話になった家でも毎週のように親戚のパーティ等に参加させてもらい、たくさんの方々とドイツ語で話す事も出来ました。何といってもそのような貴重な体験をさせてもらえたのは非常に大きかったと思います。非常に有意義な6週間を過ごす事が出来たと感じています。

 

旅行について

8月は上に述べたようにドイツ語との格闘の日々でしたが、9月は日本から来てくれた友人たちとまだ行ったことのないドイツの地方やヨーロッパの国々を旅行しました。9月の頭からはフランスに行ってきました。フランスは非常に物価も高く、噂には聞いていたのですが、本当に英語で話かけてもフランス語で返ってきました。ドイツの場合はその逆で、ドイツ語で話しかけても英語で返されてしまい嫌な気分を味わうことが多いのですが、旅行者にはともかく現地でフランス語を学習している人にはいい文化だと感じました。

9月の末にはまた違う友人たちとドイツの南とスペインに行ってきました。特に今回楽しみにしていたのは、皆さんもご存じであろうミュンヘンで行われる世界を代表する民族祭り「オクトーバ―フェスト」に参加することでした。オクトーバ―フェストはもともと1810年にルートヴィッヒ皇太子(のちのルートヴィッヒⅠ世)の結婚式の祝典に始まる祭りなのですが、どこがどう変わってか今現在のようなビールをひたすら飲むという祭りになってしまったようです。一回の祭りの期間で消費されるビールは500~600万ℓにもおよび、ドイツ人のみならず、世界各国から600万人が訪れます。

オクトーバフェストテント内の様子

会場に行ってみると敷地には移動遊園地が設置されており、巨大なビアホールのテントが何個も並んでいました。そのテントの中では音楽隊が中央に位置し、その周りに簡易テーブルとベンチが並べられ、たくさんの人であふれかえっていました。もちろん静かに座ってビールを飲んでいる人など皆無で、皆が伝統あるバイエルンの民族衣装を身にまとい、1ℓグラスのビール片手に立って踊りながら飲んでいるのです。ようやくの思いで見つけた席に座ったものの最初は私たちも圧倒されたのですが、近くにいたドイツ人が話しかけてくれ、そして乾杯が始まり一緒に踊りながら飲むことができました。

またスペインのバルセロナでは、ドイツとは違ったヨーロッパを肌で感じる事ができ、今回の9月に行った気の合う仲間たちとの旅行は良いリフレッシュになったのではないかと思います。また、ドイツを一歩出てみることで、「ドイツ」という国やその文化、しいてはドイツ語を見直すきっかけにもなれましたし、英語がまったく達者でない私にとって言語の重要性というものを実際に感じる事が出来ました。また、孔子の言葉に『有朋自遠来不亦楽乎』(友遠方より来るまた楽しからずや)とあるように、決して安くはない航空券でドイツに訪れてくれ、そして一緒に旅行することができ、本当に幸せだなと感じることができました。

8月は勉強、9月は旅行とメリハリをつけて夏休みを過ごすことができましたし、本当に様々な方々の支えのもとで私の留学が成り立っているという事に改めて確認することができました。この夏休みは残りの悔いの残らないように精いっぱいドイツでの学習に励みたいと思いなおすことができた夏休みでした。

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