龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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デュースブルグエッセン大学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学

2011年11月号 文学部 G.T

レポート作成文学部 G.T

この一年を振りかえって

とてもよかったです。その理由は「多くの人と出会い、話し、学ぶ」という私の留学目標がおおかた達成されたからです。

日本では留学生や先生方が外国の文化・人との触れ合う貴重な機会でしたが、留学先では私たちが外国人で外に出れば肌の色、髪の色、目の色、体格の違う人々が共に暮らしています。考え方は私たちとは異なりますが、しゃべることが大好きな西洋人ですから話しかけて無視されることはまずなく、皆良い緊張感をもって生きているなあと感じます。日本の外でこれだけ長く暮らすと、ドイツの良いところ、悪いところ、日本の良いところ、悪いところがくっきり見えてきます。西洋諸国に追いついた日本人がしばしば頭でっかちになる理由、国家としての日本の進むべき進路、日本が背伸びしても届きそうにない西洋文化や東アジア諸国での日本の地位や中国一国に怯える日本の愚かさ、収穫量が多すぎるため白菜をキムチにさえ加工できずに廃棄することしかできない日本政治の甘さなどです。今まで本やテレビで得たにすぎなかった借り物の知識が、実際の体験で私の言葉として語れるようになったと思います。

たくさんのドイツ人の友人と食と文化に出会いましたが、それと同じくらい多くの東アジアの人々と出会いました。ある台湾人の友人が言った、「私たちアジア人はドイツという西洋の国に居ながらも交流するという言わば『運命』を背負っている」という言葉がよく言い表していると思います。

エッセンに住む外国人が住民登録をする事務局のウェブサイト;

http://www.use24.essen.de/Webportal/agency/default.aspx?PortalObjectId=18399&OrganizationUnitId=1012

帰国後の留学経験の活かし方

日本の外で暮らした経験は、これからの日本の生活に少しでもいいから反映させたいと思います。個人的には今まで以上に日本の食のおいしさ、特に新鮮で種類豊富な海産物に多大なる感謝を感じることと思います。また、それら海産物を生業とする漁業関係者の方々にも感謝の意を表しますし、お米を一粒残さず頂く精神も今まで以上より具体的に持てることと思います。

留学前から分かっていたことですが日本人の自国に対する知識の乏しさです。留学前は日本の歴史や文化の概要を理解しておけば十分だと思い、準備をしていました。しかしながら、実際に問われたのは理解の大きさではなく深さとタイムリー性でした。例えば、村上春樹のこの作品は読んだかと聞かれ私は読んだことがないと応えると、この作品は絶対に読んだほうがいいと言われました。村上春樹は海外でも有名な作家ですが、原発に対する発言等で注目されるなど度々海外でも取りあげられています。留学前の準備として外国のなかでの「日本」に触れておくこともすごく大切だと感じます。私は遅まきながら、現地で痛感した「日本」について知っていこうと思います。

タンデム Tandem

龍谷大学に交換留学生として来ていたドイツ人に再会できた私は、さっそくタンデムを組みました。日本でやっていたときと同様に週に一回、三時間ほどを今も続けています。ドイツ語を向こうから教えてもらい、こちらが日本語を教えるという具合です。文法書やテキストだけではどうしてもわからない宿題など、そこで質問し教えてもらえると、その後のドイツ語の発展にも大きく作用します。

タンデム相手の家族の家にも5日ほど宿泊させていただき、ドイツ人の家庭生活やドイツの家庭料理、ドイツ人の思想についてより深く理解することができたと思います。この訪問はタンデム相手との交流の一部に過ぎません。他にも、役所の手続きや銀行の開設など生活に関わる重要な援助を受けただけでなく、ドイツに少しでも触れさせようとする心遣いから多くの旅行やイベントに連れて行ってもらい、とても留学生活を楽しむことができました。ネット社会の今、外国人どうしのふれあいの場や添削サイトなど幅広くありますが、直接の交流によりもたらされるものは多大なるものだと思います。

龍谷大学にはたくさんの留学生が在籍しています。ドイツ人にこだわらず、多くの留学生と交流して留学生活とは何かを彼らから学んでおくこともとても重要ではないかとタンデムやこの留学生活を通して感じました。

 

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