Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2018年11月号 国際文化学部 M.Y

現地の学生・友達について

コメニウス大学は、ヨーロッパの大学にしては留学生は少ない方だと思います。正規学生として他国から入学している人が少ないので、授業もスロバキア人の学生が多く、そこにヨーロッパからの留学生たちと一緒に混ざり込むかたちで受講しています。大学院の授業ともなれば、皆、真面目に授業を受けていますが、他の授業ではみんな和やかな雰囲気の中、気楽に勉強しています。国民性からか、教授たちものんびりしているので、授業の最終レポートの存在を一つ忘れていたりします。教授が言ったことを忘れるのは日常茶飯事で、授業の時間も教授や生徒の都合により、よく変更されます。みんなのんびりと生きているので日本とは対照的な文化だと思います。

現地の友人については、日本学科のスロバキア人や、授業で一緒になったスロバキア人や、そこらへんの飲み会で出会った人や、色々と広がっていくと思います。その他にも以前イギリスに留学していた頃の友人がヨーロッパにいるので、その友人と会えたりもしました。どこか適当にお酒を飲みに行けば、誰かしらと知り合うので、自分の気が向いた時に、足を外に進めれば良いと思います。

 

教員免許について

中高の教員免許を取りながらも長期留学に行きたいという学生がいるかとは思いますが、半年を超える留学をする際は色々と別途手続きが必要になる場合があります。国際学部であれば、留学のタイミングは色々と指示されますが、一年間の留学をすると、教員免許が四年間の在学期間のうちに取得できない可能性があります。私自身は五回生のタイミングで留学をしているのですが、この場合は教職センターの方に特別な対応をしていただき、一学年下の教員免許一括申請で、留学中でも免許申請を行うことができます。

五回生にわざとなる手段としては、ゼミなどの単位を指導してもらっている教授に頼んでわざと落としてもらうか、単位を全て取り切ってしまった状態でも留学をする場合は五回生になることができます。就活や教員免許で留学を迷っている人がいたとしても、グローバルデスクの方々や教授や教職センターに話を訊きに行けば、色々な選択肢を広げることができると思います。

教職のことや就活のことは調べれば色々なオプションが広がって来るので、四年で卒業しなくても、内容が正当な理由であれば五回生になっても全然大丈夫です。ある程度計算しながら、決めて行けば良いと思います。