Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2018年9月号 国際文化学部 M.Y

    1.病院

      9月の初旬にこちらに来て初めて体調を崩しました。かなり体調管理には気を遣っていたのですが、病気を罹ってしまいました。最初はただの風邪かなと思っていたので、病院にも行かずに自然治癒で治ると思っていたのですが、1週間ほど経っても熱が下がらず、大学の診療所を受診しました。龍大で加入した保険とは別にスロバキア国内で加入した保険があったので、受診の費用はかからず無料で検査をしてくれました。抗生物質が必要な感染症だったらしく、その後も5日間くらいは体調不良が続きました。

      初めて海外で病院に行くので医学英語などがわかるか不安でしたが、難なく医師とコミュニケーションが取れて良い経験になりました。日本でこのような症状の病気を罹ったことは無かったので、少し焦りましたが無事に治って安心しました。

      病気になった時は自力で治すことも大事ですが、やはり早めに病院に行った方が早く治るケースが多いと思うので、海外でも躊躇せずに早めに受診した方が良いと思います。コメニウスのコーディネーターの教授も学部によって善し悪しがありますが、自分をサポートしてくださっている方はどんなことでも迅速に対応してくれるので、躊躇うことなく何かあれば連絡すれば良いと思います。

       

      2.新学期

      新学期も始まり履修を組んでいるのですが、何かと運を持っているのか、コメニウス大の教育学部の授業が破茶滅茶なことになっていて大変です。今期の教育学部の授業は各授業、1セメスターで3回しか授業が実施されません。各授業3回出席するだけです。その代わりに個人タスクを課せられるようですが。

      教育学部の建物が改築中で教室がなく、このようなことになったようですが、大学としてこれは如何なものかと思います。日本の大学でこのようなことがあれば、文部科学省の規定におそらく引っかかると思います。ましてや教職課程の授業でこんなことをすれば、おそらく日本では教員免許がおりないと思います。

      私は5回生なので割り切って受け入れることができるのですが、1・2・3回生などまだ単位を取りきっていない生徒は、コメニウスに留学する際、単位交換について気をつけた方が良いかもしれません。私は単位交換をしないので大丈夫なのですが、3回しか出席しない授業だと単位交換ができるかも不明です。このようなルーズなところはスロバキアの良いところでもあり、悪いところだとも思います。