Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2018年7月号 国際文化学部 M.Y

    余暇の過ごし方

      コメニウス大は長い休暇があります。海外の大学は9月始まりで、一年間の前後期の授業があるため、学年間の夏休みは長くなっています。ヨーロッパ各国から来ていた学生や、スロバキア国内のブラチスラバ以外の地方から来ているスロバキア人は皆、帰郷して夏の長期休暇を過ごします。従って、夏休みの間はブラチスラバ在住の日本人とスロバキア人しかいません。

       

      私は毎週、ブラチスラバにいる日本人やスロバキア人の人たちと飲みに行っています。スロバキア人はとにかく飲みに行くのが好きです。しかも、毎回アルコール度数50%〜70%くらいのショットを飲みます。私も最初の頃はショットを何杯も飲んでいたのですが、最近は健康に気を遣ってずっと逃げています。スロバキアの文化で面白いのが、飲みに行ったときは食べ物をオーダーしません。ずっと飲みます。もしお酒が弱い人でスロバキアに留学をするなら、気をつけたほうがいいです。みんな強制はしないので、無理をせずに自分のペースで。

       

      飲みに行く以外にも外に出かけたりしています。ブラチスラバでとても良いのが、ウィーンにいつでも散歩にいけます。往復で交通費も千円です。ふらっとオペラを観に行ったり、美術史美術館にフェルメールの絵画を観に行けたりするのがすごく良いです。ブラチスラバとウィーンの関係が、何処と無く滋賀と京都の関係に似ているような気がします。なんとなくブラチスラバの田舎具合が自分の住んでいた滋賀とかなりに似ていて親近感があります。

       

        ワールドカップ

          6月の末から、7月の半ばまではロシアワールドカップをよく観ていました。自分自身もずっとサッカーをやっていたこともあり、ロシアに行こうと思ったのですが、なんとロシアは観光にもビザが必要でした。

          今回のワールドカップには中学のチームと高校のサッカー部の先輩が、日本代表として出場していたので、いつも以上に真剣に日本代表を応援していました。そのこともあり、ロシアにいけなくて非常に残念です。

          寮にテレビが無いのでテレビを持っている人の家に転がり込んだり、バーで日本代表の試合を観ていました。

          日本代表もベスト16に進出し、先輩も大活躍をしていたので非常に楽しめました。ただ、ベスト8が目前だったことに加えて、先輩の昔からの努力や今回のワールドカップでの勇姿も重なり、より一層、悔しかったですね。世界を舞台に戦うサッカー選手たちに感銘を受けました。