Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2018年3月号 国際文化学部 M.Y

環境について

ブラチスラバはかなり住みやすい環境だと、個人的には思います。治安もとても良くて、スリなどもおそらくほぼないです。日本以外の国で、ここまで緩い雰囲気を感じたのは初めてです。女の人が真夜中に一人で帰っても、多分大丈夫です。スロバキア人がカバンを置いたまま席を離れたりすることがあるので、それくらい安全な国だと思います。滞在期間中にジャーナリストがイタリアマフィアに殺害される事件などもありましたが、それほど危険な雰囲気は感じません。

 

交通もかなり整っている方だと思います。バスやトラムも深夜まで運行しています。日本の田舎よりは明らかに交通の便は良いです。天気もかなり安定していると思います。雨も少なく、晴れの日が多いです。ただ、日本人からすると、かなり乾燥していると感じます。洗濯物を干したら、本当に一瞬で乾きます。女性の方は、肌の乾燥に十分に対応できるように準備しなければいけないかもしれせん。

 

寮は「古い」ですが、住んでみるとそこまで「汚く」はないと思います。設備よりも誰が住むかによって変わるような気がします。ありえないくらい汚かったトイレが、僕と同じフラットに住んでいるアゼルバイジャンの人で掃除をしたら見違えるほど綺麗になりました。アゼルバイジャンの人の最後の仕上げが、もはやプロの技でした。

 

物価が低いので、食料も気にせずに買えると思います。以前イギリスに留学してたときは、物価が凄まじく高くてかなり苦労しましたが、今回は全く気にならないです。スロバキアはアルバイトの時給が4〜6ユーロくらいらしいので、日本との違いはわかりやすいと思います。

 

あとは、旧市街がとにかくオシャレです。人も街も。

 

文化について

スロバキアに来て感じた様々な文化について書いていきたいと思います。まず、最初に感じたのは「女性が綺麗」です。これまでに世界中、色々な国に行って来たのですが、こんなにも美女の多い国は初めてです。スタイルも良く、顔もすごく整っています。スロバキア人は外出する際、オシャレに着飾ることが多い文化らしく、みすぼらしい服装をしている人は比較的に少ないです。「そんな発想があるのか」と驚愕するほど、オシャレなコーデをしている人がたまにいます。

 

他に気になる文化としては、スロバキア人は信号を守る人が多いです。それに反して、車の運転はものすごく荒いです。イギリス人の先生もスロバキア人の運転はクレイジーだと言っていました。バスの運転も荒く、気を抜いていたら車内で本当に吹っ飛ばされます。ただ、事故は少ないようです。車の運転が荒いから、みんなしっかりと信号を守るのかもしれません。

 

スーパーなどで買い物をする際に、袋が貰えないのはなかなか面倒なスロバキアの文化です。日本で言うエコバックをみんな携帯しているようです。日本からエコバックを持ってくるか、こっちで買うか、カバンに入れるか、なんらかの対策が必要です。