Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2017年6月号 国際文化学部 Y.H

ウィーンにある水族館 Haus des Meeres

①日本から持ってきてよかったもの

1、日本食

4月のレポートでも書きましたが、スロバキアのご飯は日本人の好みに合わないものが多いです。海がないので、肉や乳製品が中心の食生活であるためだと思われます。醤油、味噌汁、シーフード、うどんなどがない生活を想像してみてください。うどんがないだけでもいたたまれませんね。私は何も考えずにダシと醤油しか持って来なかったので、インスタントの味噌汁を飲んだときはおいしすぎて感動しました。これは私の意見ですが、インスタントの味噌汁や、ラーメンは必需品かもしれません。その他、お好み焼きソースやめんツユなどおいしい味は持てる範囲で持ってくると安心です。

※こちらにも“ソウルプラザ”というアジアの食品を売っているお店があるので、調味料が買えないことはないです。ですが醤油は10ユーロほどします、日本のインスタントラーメンはありません。

 

2、本、参考書、電子辞書などの学習用品

英語で挫折した時、勉強するための教材になります。特に学習機能付きの電子辞書は最高に役に立ちます。

 

3、洗濯ネット

寮の洗濯機に優しい洗濯モードはありません。水質も異なるため、仕上がりがパリパリすることもあります。1年近くこちらに滞在するわけですから、大切に着たい服があれば洗濯ネットで洗うことをお勧めします。

 

4、薬品

私は体が丈夫な方で、風邪は2年に1回ひくかひかないかぐらいですが、こちらに来てから2回もひいてしまいました。環境が変わることは、思ったよりも体に負担になるのかもしれません。そんなに多くは必要ないですがあれば安心です。

 

5、ISIC 国際学生証

コメンスキー大学に入学する時に申し込まなければならないものです。入場料や交通費などほとんどの機関の料金が割引になります。龍大では生協で申し込めるようなので、コメンスキー大学に入学しなくてもあれば役に立ちます。

 

6、PC

レポートの作成や学習に使います。

 

7、その他

特に思いつきませんが、カイロ、ヒートテック(ユニクロが無いため)などがあれば良いと思います。ブラチスラバには大きなショッピングモールがいくつかあるため、必要なものは大体そろえることができます。

ギリシャのパルテノン神殿の入場料がISICで半額になります

 

②VISA 滞在許可いついて

私たちは本当に滞在許可取得で苦労しました。もうこんな目にあう留学生がいなくなるよう、今までの経験をまとめて書きます。

ただし、これは今年の、私たちの場合の情報です。制度がいつ変わるか分かりませんので、あくまで、くれぐれも、参考程度にとどめてください。

今回私たちの申請で必要だった書類は

1無犯罪証明書

※日本の警察署で発行してもらいます。その後、日本大使館でアポスティーユを付けてもらわなければ、海外で使えません。日本で発行した後、有効期間は3か月です。

2残高証明書

※日本の銀行で€建てで発行してもらいます。日本語で発行してもらった方が良いです。日本で発行した後、有効期限は3か月です。

1、2について、これらの書類はスロバキアに入国後、スロバキアで正式に認められた翻訳者が翻訳しなければ申請では無効になります。スロバキアにある日本大使館で翻訳してもらっても、それは無効です。大学から、紹介してもらえると思います。きちんと自身で、日本語からスロバキア語に翻訳できる正式な翻訳者にアポを取って翻訳してもらいましょう。書類を作成するとき日本語で作成した方がいいのはこのためで、もし英語で書かれた書類であればまた別の、英語からスロバキア語に翻訳できる翻訳者にお願いしなければなりません。

3申請記入用紙

※日本でもダウンロードすることができます。ただ主にスロバキア語で書かれているので、不明な点が多いと思います。私は入国後、バディーと一緒に記入したものを他の書類と一緒に、スロバキアの日本大使館で再確認してもらいました。

4コメンスキー大学の入学許可証

5宿舎、寮の入寮許可証

※4、5はたしかスロバキアでの入学式の前後に現地でもらいます。でも4は日本でもコピーを渡されたような気がします。

6パスポート

7顔写真2枚

※パスポートをなくした時にも必要なので、2枚以上多めにあるといいです。

以上7点がが必要な書類になります。

ですがこの情報をうのみにしないで、日本大使館に電話で確認してください。日本にあるスロバキア大使館や、スロバキアにある日本大使館に国際電話をかけて確認してください。何か不備があった場合、書類をそろえるのに国際電話の比にならないお金が飛びます。シェンゲン協定で入国後、3か月以内にVISAを取らなければならないのもプレッシャーになります。

 

さらに、スロバキア警察署には朝の3時頃行き、7時半に空くまで外で待機します。その後、整理券をもらい、番号が呼ばれるまで夕方まで待機し、その日のうちに呼ばれなければまた別の日に行かなければりません。私は番号が呼ばれなかったことと、書類に不備があったことで4回並びました。こんなことを繰り返してはいけません。書類はきちんとそろえて行ってください。

 

悲しいことに、こうまでしてやっと申請できたにもかかわらず、届いたVISAの期限が1か月後の6月末まででした。誰が1か月しか使えないVISAを申し込むものですか。

 

③VISAの延長申請について

期間が1か月しかなかった原因は、入寮許可書をきちんと把握していなかったためと思われます。

今回、VISAの延長に必要だった書類は

1スロバキアで作成した健康診断書

※バディーとスロバキアにある病院で受診、作成しました。 この書類はVISAの延長をしなくてもVISA取得後にスロバキア警察署に提出しなければならないものです。郵送不可、朝から並びましょう。

2スロバキアで加入した保険の証明書

※日本でも出国前には旅行保険に加入しなければなりませんが、スロバキアでも加入しなければならないそうです。VISA取得後にスロバキアの警察署に提出しなければならないようです。

3入寮許可書

※後期の分も前倒しで払って、作成したものです。作成してもらい際は、入寮の担当の方にVISA延長の件を詳しく伝えて、きっちり作ってもらいましょう。

4VISA延長申請記入用紙

※私たちは申請当日警察署でもらいましたが、ダウンロードもできるかもしれません分かりません。きっちり記入していかないと申請を受け付けてもらえません。主にスロバキア語で書かれているのでバディーに手伝ってもらいました。

5(入学許可書)

必要であったかどうか忘れましたが、持って行った方が安心でしょう。

6パスポート

7顔写真2枚ほど

以上です。

延長申請についても、この情報は今回の、私たちの場合のものです。参考程度にとどめ、申請される際は、大使館などで確認してください。

 

A world heritage `Meteora`  in Greece    すてき