龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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コメンスキー大学人文学部マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部

2017年6月号 国際学部 K.M

レポート作成国際学部GS学科 ICHA

日本から持ってきてよかった物』 『現地での生活の実態について

 

今回は日本から持ってきてよかった物を衣食住の三つのカテゴリーに分けて紹介します。文章形態の関係で二つのテーマにまとめて回答したいと思っています。ご容赦ください。

 

〇〇〇 衣

 

衣服に関して、僕は必要なものはほとんど日本から持って来ました。僕はメンズなのでそんなに多く服は持って来ておらず、夏着3着・冬着3着程度を持参しました。タオルに関しては持ってくる必要はないです。現地のTESCOで€4程度で売っています。

 

革靴・・・ヨーロッパの風景に合いそうだと思い軽い気持ちで持って来たマーチンの革靴がめちゃくちゃ役に立ちました。革靴は雪に強くなかなか浸水しないため、1月末に雪の積もった美しいウィーンを観光するのに最適でした。(スニーカーで行っていたらビショビショになっていたと思います。)

 

ビーチサンダル・・・寮の中はあったかいため冬でも使うことができ、かつ移動する際のことを考えるとビーチサンダルはかなり便利です。こちらに到着してからでも買うことは可能ですが、私達の留学が始まる1〜2月という時期は現地でビーチサンダルが大々的に売られている時期ではないので、探すのに多少苦労します。

 

厚めのコート・・・スロバキアの冬は寒いと聞いていたので日本で厚めのコートを買ってきました。VISA申請のため深夜から外国人警察に深夜から並ばなければならなかったことも考慮すると、いい判断だったと思います。

 

その他持ってきてよかったなと感じたものは寮のルームメイトへのお土産です。僕は伊藤園のティーバック(緑茶とほうじ茶)とお茶漬け、それからお箸と和菓子を持ってきました。些細なものでも遠く離れた日本からお土産として持ってきたということで喜ばれることが多いです。

 

〇〇〇 食

 

食べ物に関しては基本的には外食をしても自炊をしても日本より安く済みます。ただこちらでは日本食(お寿司など)は高級品であり、そういった類いのものを外食をすると日本よりも低いクオリティーで日本と比べると高い値段に設定されていることが多いです。

 

スロバキアは日本とは違い海に面していないため、基本的には美味しい魚料理は食べられないと考えていた方が無難です。ただ休日が続く日には周辺国に気軽に足を踏み入れることもでき、ヨーロッパの食を堪能できます。

 

日本のお菓子・カップラーメン等・・・醤油ベースのお煎餅などは当然ですが売っていません。ただ、アジアンフードストアにてカップ麺などは購入できます。

 

日本食屋さん「KANSAI」→写真

 

 

〇〇〇 住

 

寮で生活する上で「これがほしい」というものは長く住むほど出てくると思います。が、基本的な生活用品に関しては寮のすぐ近くにBILLAというスーパーとDMという薬局があるため不自由はしないと思います。

 

ただ入居することになる寮のコンディションは最悪です。「想像してたより悪いよなー。」というのが初対面の外国人と話す際の一つの話題になるほど寮は劣悪な環境だということは覚悟しておいてください。個人的には外国人とコミュニケーションをとりながら生活できるという点をメリットとして捉えることでここでの生活を続けていますが、二人部屋もしくは三人部屋に割り振られシャワートイレ洗面所は10人共用となります。またヨーロッパ人の感覚では借りてる間は自分の部屋というイメージが強く、落書きをはじめ好き放題に部屋を使います。そのため老朽化した寮のコンディションはさらに悪くなっているという印象です。

 

僕は昨年の2月にこの寮に入居し、はじめは日本人との3人部屋に住んでいました。ただ英語を日常生活でもっと使いたいという思いから3月末から6月末までトルコ人とチェコ人、そしてアジェルバイジャン人と生活していました。残念ながらチェコ人は英語を話せませんでしたが(チェコスロバキア時代の名残で英語を使わずともチェコ人はスロバキア人と会話できるため)、トルコ人とアジェルバイジャン人とは実践的に英語を使って共同生活を送ることができました。七月からは夏休みセメスターに入るため、ルームチェンジを余儀なくされ今は二人部屋でロシア人と生活しています。新しいルームメイトのロシア人で「キレイ好き」で英語が話せるのでよかったー、と感じているところです。また国際関係を勉強している僕にとってロシアという国は大変興味深くロシア人の価値観、ものの見方からはいろんなことを考えさせられます。

 

例えば、ここ数日一緒に生活して感じたのは、彼は良く言うと「キレイ好き」ですが悪く言うと「不潔なものが嫌い」なのです。そのためアラブ系の留学生がシャワーを浴びず洗面所で体を洗い流すこと等がどうしても許せないそうです。そしてその話をした際、アパルトヘイト体制が崩壊した後の南アフリカにおいて治安が悪化し、以前の支配者階級であった白人や外国人が殺害または暴力事件にあっていることについて話をしました。アパルトヘイトという人種隔離政策が形式上廃止されたことで多くの罪のない子供たちが殺されてしまったというのが彼の主張であり、つまりは黒人は白人に支配され続けるべきだったというのが彼の立場でした。

 

国際学部に所属している僕にとって興味深かったのは、彼が加えて、自分は人種差別主義者ではないということを強調していた点です。南アフリカの歴史を高校時代に一通り勉強し白人がどのような経緯でアパルトヘイト政策を施行するに至ったかを学んでいる日本人にとっては「彼は人種差別主義者である」という烙印を押すことは簡単ですが、彼が問題視していたのは「今という現時点において」人間が殺されているという事実でした。

 

もちろんすべての考え方を受け入れることはできませんが、先代が犯した過去の過ちの責任を子孫である彼らが請け負い、その復讐の対象とした自分の家族や友達が殺されたとき、そのことを批判的にとらえ彼らがやっていることはおかしい!!ということが人種差別主義にあたるのか。物事の核心は思っている以上に見えにくくなっていると考えさせられました。

 

長くなりましたが今回はこの辺でしめます。GS学科生の交換留学制度には不満が多々ありますが、このようにGS学科の提携留学ではできない経験ができるのも交換留学の魅力かなとも思ったりします。今度はウクライナとの戦争やシリアにおける反政府勢力のロシアサポートについてルームメイトのロシア人に聞いてみようと思います。以上!

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