Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2015年6月号 国際文化学部 N.M

①    日本から持ってきてよかったもの

お気に入りの日本食・調味料 // 扱っているお店も市内にありますが、種類が少なく値段がとても高いです。持ちこめるものであれば、いくつか持ってくると話題作りにもなるのでおすすめです。

文具 // 価格と品質を考えると文房具はどれも日本から持ってきてよかったと感じています。

ヨーロッパ各国の旅行ガイドブック(地球の歩き方) // 旅行の際にとても便利です。

さい箸 // 自炊する際にとても便利です。割りばしも何本かあると便利です。

 

基本的に何でも売っていますが、値段が高かったり品質が思っているものと違ったりということがよくあります。また、初めのうちはスロバキア語表記を読むのは難しいと思うので、せっけんやスキンケア関係などの消耗品は数日分だけでも持ってくるといいかもしれません。日本から持ち込めるものであれば、念のためにでも持ってきておいて損はないと思います。

 

②    ビザ取得までの道のり

スロバキアでの就学ビザを取得するには、日本国内で書類を用意し在日スロバキア大使館で申請(同時に書類のスロバキア語翻訳を依頼)、スロバキア入国後にブラチスラバの外国人警察という役所に出向いて再度手続きをする、という流れになります。提出しなければならない書類は多い上に、その書類の発行にもそれぞれ手間がかかります。とにかく大切なことは、スケジュールをしっかり組み立てて計画的に準備をすることです。提出書類さえきちんとしていればスムーズに手続き出来ます。外国人警察に関しては「かなり待たされる」「英語が話せない警官がいる」など問題はありますが、近年改善されつつあるので大きな心配はないでしょう。

ビザ取得については良い噂を聞いていなかったのである程度心積もりはしていたのですが、様々なアクシデントが重なり予想以上にしんどい思いをしました。一番大きな問題は、スロバキア語に翻訳された書類の内容が間違っていたことです。在日スロバキア大使館に依頼したものだったので、まさか間違っているとは思いませんでしたが以前にも同じことがあったそうです。この不備を知ったのが、ビザ無しでスロバキアに滞在できる期日が迫っていた頃だったので相当焦りましたし、それまで何度外国人警察問い合わせても「あなたの申請許可はまだ下りていない」としか教えてもらえなかったので、不安で精神的につらい時期が続いていました。担当者がついた後はきちんと対応していただき、日本大使館のご協力も得てなんとか期限内に許可がおりました。

ビザの取得は留学の準備段階から気にかかることの一つかと思います。私はかなり時間が掛かりましたが、スムーズに行けば2か月ほどですべての手続きを終えられるのであまり心配する必要はありません。もし問題が起こってもサポートしてくれる方や機関は必ずありますし今回のことで学んだことやご縁が出来た人もいるので、今ではいい経験になったのかなと思っています。