Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2014年3月号 国際文化学部 Y.I

◎環境について(学校・寮編)

寮は1つのセクションに2人部屋と3人部屋があり、その5人で冷蔵庫をシェアしています。反対側にも同じセクションがあり、10人でシャワー・洗面所・トイレをシェアします。2人部屋は月に約63ユーロ、3人部屋は約68ユーロをオフィスに払いに行きます。私は日本から3人部屋希望の旨を伝えていましたが、2人部屋に案内されました。噂によると、コーディネーターの方がその場で適当に決めているそうです。日本ではありえませんが、これもお国柄ですね。幸いルームメイトに恵まれたので変更はしませんでしたが、コーディネーターに相談すれば変更可能です。主に以下のような問題が発生した時は遠慮せずオフィスに行きましょう。

*ルームメイトと合わない(性格的なこともですが、英語が喋れない人もいます)

*同じセクションに異性がいる(これは特に気にならなければ問題ないと思います)

*周りがうるさい(場所によっては寝れないぐらい騒がしいです)

*部屋、シャワーが汚い

洗濯機は2階ずつに3つなので、時々混雑します。また、1回に1.2ユーロかかるので、数日に一回まとめて洗うのが基本です。キッチンは1つの階で共有します。パーティー後は散らかっている時もありますが、毎日掃除してくださる方がいるので基本的にきれいです。コンロはマッチかライターで火をつけます。マッチはスーパーで0.35ユーロ(約50円)で大量に買えます。寮の目の前には小さなショッピングセンターや食堂があり、とても便利です。

寮にはWi-Fiがありますが、有線なのでパソコンしかネットにつなげることができません。こちらで購入できますが、もし持っていたらWi-Fiルーターを持ってくると携帯もネットにつなげるので便利です。私は今期はフラットメイトの子がもっているものをシェアさせてもらっています。

次に学校ですが、私たちが所属するphilosophyは寮からバス・トラム・徒歩で約25分です。乗り換えもそんなにややこしくないのですぐに覚えられます。ドナウ川沿いにあるので時々歩いて通学したりもします。晴れの日は本当に気持ちいいです。日本とは違い、こちらは学部ごとにキャンパスが全く違います。私はmanegement学部にあるcommunicationの授業を取っていますが(なぜこの学部にこの授業があるかは謎です…)、そこはバス1本で30分程度です。コメンスキー大学では、他学部の授業も受けられますが、大学側はあまりサポートしてくれません。自分の取りたい授業と学部の位置をしっかり把握し、直接先生に交渉に行くなど、積極的に動けば有意義なスクールライフが送れます。逆に言えば多少無理を言っても通用するので、貪欲に行動することが大切です。 

 

◎自由テーマ 環境について(生活編)

ここ数年で少し物価は上がったようですが、それでも日本より安いです。バスは90分チケットを買っても0.45ユーロ(約65円)、3か月の定期券35ユーロを買えば乗り放題です。映画は基本3~5ユーロです。食材やキッチン用品もかなり安いので、実家暮らしだった私はこちらで毎日自炊に挑戦しています。

ブラチスラバにはコリアンショップがあり、そこに日本の調味料や食材があります。少し値段は張りますが、みりんや日本のお菓子などが買えます。お米は普通のスーパーに1~2ユーロでたくさん売ってあるので、鍋で炊くことができます。

スーパーはBILLA,LIDL,TESCO,Koflandなどが基本ですが、どこも日替わりで品揃え、価格が変わります。TESCOは基本食材以外の衣類や日用品のお店がセットになっていて、楽しいです。ショッピングモールも大学近くにいくつかあり、授業の空き時間によく行きます。日本で有名なファッションブランドだとH&Mが普及しています。その他にも靴屋やスポーツショップ、カフェとセットになった本屋さんなど、街の中心部は本当に充実しています。

またコメンスキー大学のアカデミックライブラリーは日本より充実している印象を受けました。1年間に3ユーロと安いうえに、寮からのアクセスもいいので、静かな環境で勉強したいときにはそこへ行きます。

 

←バーに必ずあるテーブルフットボール。私は下手ですが、面白いです。