Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リールカトリック大学
2018年12月号 政策学部 I.F

治安、危険について

今月は日本のニュースでもありました通り、パリで燃料税引き上げによる10万人規模の大規模なデモが行われ、それに便乗して一部の団体が暴動を起こし、数百人の方が怪我をしました。しかし実際にフランス人に意見を聞いてみると、マスコミは注目を集められる暴動ばかりを放送しますが、あのデモは正当で富裕層のマクロン大統領は、家賃の高い市内に住まず郊外に住み車とガソリンが必需品の庶民を狙い増税していると言い、本当に一部の人間が暴動をしていると言っていました。本来のデモは穏便で、正当な政治家に意見する為の手段です。

リールでは大規模なデモは見かけませんでしたが、夜中は相変わらずアルコール中毒者が多く、頻繁にニーハオと声をかけられます。自分としては日本にいる時より危機感を高めて生活していますが、やはり日本は災害が多いという点を除けば治安の良い国だと思います。ただ、これはヨーロッパは移民を多く受け入れ、日本は殆ど受け入れていません。ここにも大きな問題があると思いますので、一概に治安が良いから良い国とは言えないと思います。

 

英語の必要性について

ヨーロッパのみならず、他のアジアの国々の方までもとても流暢に英語を話します。G7の加盟国にも関わらず、日本で生活していると英語に触れる機会が無いので、勉強する必要性に気づかないと思いますが、世界の中でも日本の英語力は遅れているのでは無いかと感じています。チェコやオランダ、ベルギーでは日本で英語を話せない人の割合ぐらい英語を話す人が多いのではないかと感じました。何をもって英語を話せる話せないとするかは悩ましい問題ですが、自分もまだまだ正確に自分の言いたいことを100%言えないので勉強が必要です。私の知っている英語を話せる日本人の友達は皆、英語を勉強するのが楽しいと言っていました。

先日1回生の方からリールの交換留学についてメールを頂きました。リールへの交換留学は今年が初めてで情報が少ないとの事ですので、個人的に質問のある方はグローバル教育推進センターの山口さんに尋ねて貰えると、私のメールアドレスを教えて頂けるみたいです。何かある方は遠慮無く質問して下さい。

カウントダウンはイギリスのケンブリッジに行く予定です。