Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ボローニャ大学
2015年1月号 理工学部 H.I

この留学を振り返って

私はボローニャ大学と龍谷大学の第一期の交換留学生として留学しましたが、事前情報がなかったため最初のうちは苦労することも多かったです。特にビザ申請などは苦労しましたし、電車やバスが時間通りに来なかったり、カルチャーショックを受けたこともありました。日本の外に出て海外で暮らしてみて初めて、日本がいかに便利で恵まれている国かを思い知りました。

この留学は私にとって、とても充実したものとなりました。特に研究の面では予定していたよりも大きな成果を得ることができたのでとても満足しています。こちらの学生との研究は私にとってとても勉強になることばかりでした。私はplasma actuatorという電気を扱うデバイスについて研究していますが、留学先のボローニャ大学では電気系の研究室に所属したため、より深く学べる機会を得ました。また、設備なども龍谷大学に比べるとしっかりしていたため、とても満足のいく研究を行うことが出来ました。また、こちらの学生はとてもフレンドリーで親切な人が多く、彼らのおかげでとても楽しい留学生活を送ることが出来ました。この留学は私にとってかけがえのない経験であり、留学して本当に良かったと思います。

 

帰国後どう留学経験を活かす予定か

私は現在、修士一回生であり2015年の3月から就職活動が始まります。就職活動を始まる前に留学を通して様々な経験ができたことは、私にとってとても大きいことだと思います。というのも、イタリアでは働き方が日本とは違っていて、日本では仕事が生活の大部分を占めますが、イタリアでは仕事は生活の一部にしか過ぎず、日々の生活や家族、恋人との時間がとても大切にされていてワークライフバランスが日本とは大分異なっていました。留学し海外で生活することで多様な文化や価値観を肌で感じ、今後のキャリアについて、いろいろと考えさせられました。この留学で得た経験を就職活動や、将来の仕事に活かしていきたいと思っています。

また、留学後も継続して英語は勉強したいと思っています。海外で実際に生活、研究を行うことで、英語力は留学前よりも大分向上しましたが、今の英語スキルを維持、向上させるためにも継続して英語を勉強しようと思っています。