Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ボローニャ大学
2014年12月号 理工学部 H.I

現地の学生、友人について

こちらの学生、特に私の所属している研究室のメンバーは大半がmasterであるということもあって、とても流暢に英語をしゃべります。こちらの学生にとって、英語が喋れることは当たり前のことであったので驚きました。実際に日本の大学に研究で留学したことのある人もいましたし、私と一緒に実験を行っているこちらの学生(doctorですが)も、私が留学している最中に一か月ほど、上海の大学に講義を行いに出張していました。そのようなことからも、イタリアでは海外や留学へ対するハードルが日本に比べるととても低いように感じました。

こちらの友人は日本に比べると、とてもフレンドリーだと思います。先日はクリスマスパーティーにも招待してくれました。イタリアのクリスマスは日本でいう所の正月のようなイベントで、家族や親戚で集まり、一緒に食事やお酒を飲んでわいわいするものでした。そこで出会った人たちも、初対面にも関わらず、とてもフレンドリーで気さくな人ばかりだったのでとても楽しめました。そこが日本人にはあまりない、イタリア人の良いところだと思います。

余暇について

私の余暇の過ごし方としては、主に旅行に出かけたり、ボローニャ市内に出かけたりしています。土日を利用してフィレンツェやローマ、ミラノやベネチアなどのイタリア国内を旅行したりしています。また、1週間程度休みをとってヨーロッパ旅行にも行きました。EU圏内では国から国への移動でもパスポート審査なしに移動できるのでとても楽ですし、飛行機や電車の交通網が発達しているので、どこへ行くにも便利です。ヨーロッパ、特にイタリアは観光名所が多く、旅行好きにはとても素晴らしい場所ではないかと思います。

また、私の住んでいるエミリア・ロマーニャ州はイタリアの中でも特に食べ物のおいしい州として知られています。おいしいお店も多く、時々の外食はとても楽しみです。また、イタリアはワイン大国でもあります。エミリア・ロマーニャ州の左隣の州がスーパートスカンやキアンティなどのワインで有名なトスカーナ地方で、バローロやバルバレスコで有名なピエモンテ州も近くです。近所のスーパーなどでもかなり本格的なワインを扱っていることが多く、しかも信じられない様な安い値段で高品質のワインが手に入ります。DOCGのワインが4ユーロ位からで手に入ります!日本で買ったら5、6千円程度のワインでも、こちらで買ったら10ユーロ以下で買えることも多々あります。そういった意味でも、ワイン好きやグルメな人にはイタリアはとても魅力的です。