Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ボローニャ大学
2014年11月号 理工学部 T.K

11月①試験・授業(研究)について

私は授業を受けていないので,試験や授業の雰囲気はわかりません.ちなみに授業は希望すれば受けることはできます.イタリア語の授業とかもあるそうなのですが,講義するキャンパスが離れていたりするので,研究を主にする人は少し不便かもしれませんね.

私は,プラズマアクチュエータという流体制御機器の性能の向上と評価というテーマで研究しています.ボローニャ大学では,使用しているオシロスコープやパソコンは古いですが,性能評価をする機器が龍谷大学よりも揃っており,より詳細なデータを得ることができます.例えば,入力電圧,電流,周波数の測定ができ,シュリレーン法という流体の可視化を行う装置などがあります.研究は,ボローニャ大学の博士課程の学生と一緒に行っており,英語を使ってコミュニケーションをとっています.イタリアの大学生はかなり英語が流暢なので,最初の頃は,コミュニケーションに戸惑いがありましたが,最近では,何とか自分の意見を伝えたりして楽しく研究をしています.

 

 

 

 

 

11月②治安,危機を感じたこと,トラブルについて

ボローニャの治安は,他の都市に比べて良いと思います.街にはたまに浮浪者はいますがそれほど人数は多くありませんし,今まで危険を感じることもありませんでした.強いて言えば,ボローニャC駅でスーツケースを持ってキョロキョロしていると,変な人に絡まれたくらいです.あと,同じ部屋に住んでいる中国人の話ですが,彼の自転車が購入して10日で盗まれたそうです.しかも鍵を3つもしていたのに,鍵ごと壊されたそうです.ボローニャの街では自転車が非常に便利ですので,自転車の盗難はよくあるみたいです.

トラブルというほどでもないのですが,こちらのバスは行き先が時たま変更したりするので,急に「降りろ」と言われたり,中心部でデモをしていたら,バスが途中のバス停をすっ飛ばしてボローニャC駅に行ったりということが今までありました.現地の人もかなり怒っていましたけど….

ボローニャだけに限りませんが,外出の時は,極力荷物はリュックサックのみとし,辺りをキョロキョロしないようにしていれば基本的に大丈夫だと思います.