Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2019年4月号 国際学部 Y.M

現地の学生、友人について

私がバルセロナに来て驚いたことは、日本に興味を持って、日本語を勉強しているスペイン人が多いということです。そのような人たちと交流を持ちやすいと思います。

バルセロナに来る前までは、海外留学ということで、外国人と過ごすことが多いのかなと想像していました。しかし、バルセロナ自治大学(UAB)に交換留学に来ている日本人が20人ほどおり、ほとんど同じ授業を取っているうえに、同じ寮に住んでいるため、大学では日本人といることが多いです。日本人で固まっていることをどのように捉えるかはその人次第ですが、日本人同士でないと解決できないこともあるため、私は日本人と交流を持つことも大切だと思います。

私は、日本語の語学学校でインターンシップをしているため、そこでスペイン人と関わる機会があります。あとは、SNSを使ってイベントを探して、日本に興味を持つスペイン人と、バルセロナに在留中の日本人とのインテルカンビオ(文化交流)に参加することがあります。

バルセロに来て感じたことは、やはりスペイン語、または英語をある程度話せなければ、交流を築くのは難しいです。大学では、それぞれの国や、アジア、ヨーロッパなどの留学生で集まりやすい傾向はあると感じています。

人付き合いに関して言えば、日本の大学で過ごすより、難しいです。気が合わなかったりして居心地が悪く感じるようであれば、自分が馴染める他のコミュニティを探せばいいと思います。寮で生活すると大学内だけにとらわれてしまいがちですが、中心街にも、目を向けて、積極的にいろんな人と会う機会を作るといいと思います。

 

スペイン料理

私は、スペイン料理が大好きです。特に、バルセロナは海に面しているため、シーフードも豊富にあります。お肉より海鮮のほうが好ましい私にとっては、とてもありがたいことです。

普段、家で自炊をするときは、基本的に日本食が多いですが、外食する際は、スペイン料理店を好んでいます。寿司屋やラーメン店などの日本食料理店の数はとても多いですが、少し金額が高いため、たまにラーメンを食べに行く程度で、あまり行かないです。日本食料理店の中には、外国人が経営するお店も、日本人が経営するお店もあるため、私たち日本人にとっては少し注意が必要です。

私がよく行くスペイン料理店は、Barcelonetaにある”jai-ca”というタパスのお店と、Paral-lel付近のピンチョス通り(Carrer de Blai)のお店に行きます。”jai-ca”の私のおすすめは、トマトソースの蒸したムール貝です。ピンチョス通りは、1店舗で少量だけ食べて、はしごをしても、楽しめます。ピンチョスの値段も1個1€(130円)か1.5€のものが多いため、とてもお気に入りです。

スペイン料理の代表と言えば、パエリアがあげられます。パエリアの本場はバレンシアですが、バルセロナでもたくさんあります。基本的にパエリアはお昼に食べる料理です。木曜日は、パエリアの日でもあり、レストランで木曜日にメニューに載ることが多いです。私はいつも、パエリアではなく、Arroz negro(イカ墨のパエリアのようなもの)を食べます。Barcelonetaの“El Pacífico”はとてもおすすめの店です。このお店以外にも、海沿いはパエリアを食べられるお店が多いです。これら以外にも、Fideuaという、パエリアがコメではなく、パスタの料理もあり、これをアリオリソース(ガーリックが入っているマヨネーズ)と一緒に食べるのがおすすめです。