Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2013年2月号 経済学部 K.M

・授業紹介②(受講している科目について)

私が後期に履修している教科は「Idioma Castellano」の1科目だけです。そして時間のある時は、前期に履修していた「Idioma Japones」の授業にチューター役としてお手伝いに行くという感じです。通訳翻訳学部の授業はほとんどがカタランで行われるため、私は履修しようと思う教科がほとんどありません。なので、私はまた語学学校に通おうと考えています。前期は大学内にある語学学校に通っていましたが、後期は環境を変えるためにバルセロナの市内にある語学学校に行こうと思っています。学内の語学学校は、何といっても近場にあるので学部の授業と組み合わせたりすることができます。またレベルによって授業数が変わるのか、前期後期で授業数が変わるのかは分かりませんが、後期は前期よりも授業数が増えています。授業料は前期と同じ金額です。しかしバルセロナにある語学学校と比べて授業料がかなり高いのが欠点です。もちろんバルセロナの語学学校に通うことになると交通費が生じます。しかし3ヶ月の定期券と授業料を合わせても、学内の語学学校より安いです。また片道30分の時間を要しますが、外に出た方が勉強以外の事も多く学べると思います。市内の語学学校と学内の語学学校の両方の内容を見てから決めた方が良いと思います。

 

・余暇の過ごし方

週末の余暇は週によって異なりますが、友達とご飯に行ったり、スペイン国内を旅行したり、どこにも行かず部屋に居たりと様々です。3ヶ月の定期券を持っていた時は基本的に外に出るようにしていました。Vilaにいると新しい発見や刺激が少なく、毎日同じような生活になってしまうので用事がなくてもリフレッシュを兼ねて出かけています。週末の余暇の中でも特に思い出に残っているのは、2泊3日でアンドラにスノーボードをしに行ったことです。人生初のスノーボードが海外というのもあってとても楽しむことが出来ました。

平日の余暇は、基本的にパソコンをすることが多いです。もちろんダラダラしていることも多々ありますが、それ以外にも宿題とは別にスペイン語を勉強したり、帰国した時にスムーズに動けるように就職活動の準備をしたりもしています。さらにSAF(ジム)に行き体を鍛えたりもしています。思った以上に自分の時間があるので、何か目標を定めて、それを達成するための時間にあてる方がより良い充実した生活をおくれると思います。

 

・自由テーマ(バルセロナVSレアルマドリード)

私は先日、今回の留学の1つの夢でもあったバルセロナVSレアルマドリード(エル・クラシコ)の試合をカンプノウで見ることが出来ました。試合の前日に駄目もとでFCバルセロナのオフィシャルサイトを見ていると、たまたま席が空いていてチケットを予約することが出来ました。国王杯(コパ・デル・レイ)のクラシコだったので席が空いていたのではないでしょうか。リーグ戦と国王杯のクラシコのチケットはどちらもネット販売だけです。リーグ戦と国王杯で値段が変わるかは分かりませんが、今回私が買ったチケットは一番安い91,50ユーロで席はほぼ最上階でした。それでもスタジアムの構成上、上の方でも十分試合を見て楽しむことが出来ます。この伝統の試合はピッチ外のファンもぶつかり合うという感じで、汚い言葉や乱暴な言葉で言い合っていたりしていました。バルセロナのホームスタジアムなのでファンの割合は9:1でバルセロナです。試合中にバルセロナファンからマドリードファンに発煙筒が投げ入れられ、それを投げ返すなどファン同士もエキサイトしていました。私は発煙筒が投げ入れられた場所からは少し離れていたので何もありませんでしたが、何が起こるか分からないので十分に注意しておいた方がいいと思います。