Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2011年9月号 文学部 A.S

オリエンテーションについて

 オリエンテーションは9月23日に行われました。一時間程度の時間で、こちらでの授業についての説明をしますが、すべてCastellanoで話すので、しっかり内容を把握するのはほぼ無理です。なので他の日本人留学生たちと協力したり、現地の日本人の先生を頼ってみるのが最善だと思います。その他に、日本に留学していたスペイン人学生などの協力を得るのも良いことだと思います。こちらの大学は日本の大学のように親切ではないので、周りの人と協力して、自分たちでいろんなことをしなければいけません。なのでこちらに来たら、まず日本人の留学生を見つけることが最初にやるべきことだと思います。授業自体は10月から始まるので、9月はいろんな手続き等を集中してできる準備期間です。この1カ月で、これから1年を有意義に過ごすための準備、心構えをしっかりしましょう。ただし、語学学校は大学よりはるかに早く始まるので、のんびりしていると入り損ねます。語学学校に行きたい人はその情報をしっかり確認して、スムーズに入学できるようにしてください。

環境について

 大学は市内から電車で30分程度のところにあり、とても田舎です。そのためこの大学は非常に広い敷地があり、その中にみちがあったり、駅が2つあったりします。僕のいる寮もその大学の敷地内にあり、自分たちの教室や語学学校まで徒歩で行けるので便利です。部屋も様々なタイプはありますが、どれも比較的広くてきれいです。寮の近くにはバスケットのゴール、卓球台、プールや小さめのサッカー場があるので、勉強の息抜きや暇なときに体を動かすこともできます。実体験として、外でバスケやサッカーをしていれば日本人以外の友達もすぐにできます。友達ができればより留学生活が楽しくなるので、あまり話せないからと言って部屋に閉じこもるのではなく、積極的に外に出て、人と接することをお勧めします。注意点として、寮の近くのプールは9月15日までしか利用できないので、入りたい人は水着を日本から持ってきてどんどん利用したほうが良いでしょう。買い物に関しても、寮から少し歩いたところに小さなスーパーマーケットがあり、食料はそこでほとんど調達できます。あと電車で1,2駅程度の場所に大きなスーパーマーケットもあり、ここでは食料品以外にも様々なものを調達できるので特に不自由はないと思います。また寮の近くには美容院やコインランドリー、BarやRestauranteなどもあり、生活するうえでは良い環境のように思えます。その他に大学内にはSAFといったスポーツ施設や図書館もたくさんあるので、何をするにも環境は整っているように思えます。

自由テーマ

 9月は授業が始まらないので、時間がたくさんあります。その時間を勉強に使うのも良いですが、9月は寮のほうが主催する留学生を対象にしたFiestaが毎週のようにあります。これに参加すれば留学生同士知り合えて、友達を増やすことが容易にできます。僕はプールなどに行っているうちに友達ができていたので、そのつながりなどでさらに友達を増やすことができました。このFiestaは何回も行われ、メンバーがどんどん変わったり、増えていったりするので本当にたくさんの人に出会えますが、毎回同じような展開なので後半は正直飽きてきました。それにBarの後に行くのは、必ずディスコテカです。これは日本人にはなじみがないと思うので正直どうしていいかわからないと思います。しかし他国の人は大体ディスコテカが好きなのでものすごい踊って楽しんでます。なので僕はとりあえず笑っていました。笑ってればたぶん大丈夫です。このFiesta以外にもちょっとした催しがたくさんあり、友達を増やすのには最高の期間だと思います。個人で勉強するのも大事ですが、こういったFiestaなどにも積極的に参加していくことも自分のためになると思います。大学のFiestaとは別にバルセロナの大きな祭りであるMERCEが9月にありました。このお祭りは年に一回でとても盛り上がります。人間の塔が一番の見どころで、夜には花火やライブもあり一日中楽しめます。また、翌日にはバルセロネータ近辺でワインのFiestaも行われており日本人留学生と参加しました。