Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2011年11月号 経済学部 K.Y

試験のこと

試験は未だ行われていないため、今回は”Japonés”の授業の小テストについて紹介したいと思います。小テストはほとんど毎週行われます。内容は、単語・作文・聞き取りテストになっていて単語は日本語で書かれている単語を私たち日本人はスペイン語にします。作文・聞き取りテストに関しても同様です。出題範囲については授業で使っているテキストからの出題になるのですが、担当の先生に頼めばそれをコピーしたものをいただけるようです。ですが、数が限られているためうまく日本人でコミュニケーションをとりながらコピー等をしていく必要があります。もっと詳しいテストの内容については次号のマンスリーレポートに書きたいと思います。

治安、危険を感じたこと、トラブル等について

スペインに来る前に感じていたほどの危険な場面に遭遇することは少ないです。ですが、生活に慣れ親しんだ頃が本当に注意を引き締めていかなければなりません。なぜなら、私は先日あるファーストフード店で日本人と何人かで食事していたときに上着を椅子に掛けていたのですがそのときにポケットにipodを入れていたままにしてしまい店を出てすぐに無いことに気づいたのですが本当にいつ盗られたのかまったくわかりませんでした。盗難被害に遭うと警察への”被害届”を提出する手続き等の必要が出てくるので、これからは一層気をつけていきたいと思います。トラブル等については日本と比べると確率は高いと思いますので、常に盗られた時の事を考えてカード会社の連絡先について控えておいてすぐに連絡できるようにすること等をしておけば、もし被害に遭ったときも焦らずに対処できると思います。

自由テーマ

イタリア旅行について書きたいと思います。ローマ・ナポリ・カプリ島に行きました。ローマの空港のローマ市内に行くための切符売り場ではスペイン語が通じたため難なくローマ市内に向かうことができました。しかし、ローマに着いた時間が夕方ぐらいだったのでホテルをすぐに探してその日はすぐに就寝しました。次の日の朝は早くに起き”コロッセオ”等の見所を回りました。

昼過ぎに”TRENITALIA”というイタリアの電車を使ってナポリに向かったのですが、そこでちょっとしたトラブルに遭遇しました。ローマからは二時間ほどでナポリに着く予定だったのですが途中の停車駅でなぜか電車が動き出さなくなり、社内のアナウンスももちろんイタリア語ですのでほとんど理解できず何が起こったのかわからないまま一時間ほど待つことになり、その後電車は動き出したのですが少しびっくりしました。

ナポリに着くと、駅から少し離れたところにホステルを予約していたため、すぐにバスで向かいました。その前にナポリについて驚いたことは、雨が降っていたためか、信じられないほど車が渋滞していてクラクションがずっと鳴り響いていました。また横断歩道は信号機が無いところが多いうえ、車は容赦なく走っているので少し疲れました。ですが、それを打ち消すほど本場のピザは安くてとてもおいしかったです。またイタリア人は気さくな方が多く、旅の間よく話しかけられたり、買い物の時には店員さんが「ちょっと割引しといたよ」と言ってまけてくれたりしました。

翌日船に乗ってナポリからカプリ島に向かいました。船には久しぶりに乗ったのである程度の船酔いは覚悟していたのですが、信じられないほど揺れてずっと落ち着きませんでした。一時間の船旅だったのですが、結局嘔吐してしまいました。カプリ島に着くと普段見られないような自然を見ることができ素晴らしかったです。ですが、シーズンから少し外れていたので町の移動手段が制限されていたりインフォメーションも開いていませんでした。次は機会があれば夏場に訪れたいと思いました。今回のイタリア旅行はトラブルやちょっとした苦労もあったのですが、いい息抜きになりイタリアが好きになりました。是非また来たいです。