Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーフス大学
2018年10月号 国際学部 M.S

環境について

オーフス大学はキャンパスが広く、大学の公園を中心に学部ごとに使用するエリアが分かれています。エリアごとに図書館、カフェテリア、バーが設置されており、中心の公園に最も大きい図書館(Danish Royal Library)があります。図書館ごとに保管されているものが異なるため、本などを借りるときは全てネットで行い、貸出をする場所を指定することができます。図書館、授業で使用する建物は共に24時間使用でき、学生証と暗証番号があればいつでも出入りできます。また図書館にはキッチン、シャワールーム、スポーツやビデオゲームができる場所、瞑想部屋などが設置されており、効率よく勉強できる環境が整えてられています。

オーフス大学はキャンパス内の寮が少なく、ほとんどの学生がキャンパス周辺の寮やアパートに住んでいます。寮は基本的に使用する建物から徒歩30分圏内で、ほとんどの人が自転車で通学しています。またキャンパスが広く教室がたくさんあるので、AU Findというアプリで教室を探しています。

オーフスの町並みは治安も良く、毎日夜中に清掃されているのでとても綺麗で、ゴミが道路に落ちていることがほとんどありません。ホームレスや不審者を見かけることがなく、みんながルールを守って行動しています。また店は基本的に18時には閉まりますが、スーパーは23時まで開いており、セブンイレブンは24時間営業のため不便に感じることはありません。

写真は図書館と町並みです。

 

気温と服装

デンマークは北欧ということもあり、冬になるのが早いです。私は8月末にデンマークにきたのですが、その時点でもう20度前後で、9月中頃には気温が20度を超えることがほとんどありませんでした。20度ほどがデンマーク人にとっての夏の気温らしく、みんな暑いと半袖で過ごしている人が多かったです。日本人と気温と服装が異なっており、服装選びに困りました。

例えば、気温が15度を切っていても冬用のコートなどを誰も着ないことです。10月の中頃にオータムブレイクという休暇が1週間あります。それまでは冬用のコートやダウンジャケットを着ている人をほとんど見かけませんでしたが、オータムブレイクが終わってからみんな服装が冬仕様になっています。オータムブレイク前も気温が10度前後で寒いのですが、誰も冬用の服装をしません。私は冬用のダウンジャケットなどは持ってきていたのですが、秋用などの薄手で防寒できる物を持ってきていなかったので、服の調節が大変でした。オータムブレイク後は気温が一気に下がり、10度を超える日が少なくなりました。10月の後半で雪が少し降る日が出てきました。

また、デンマークは雨が降ることが多いです。天気予報が晴れでも1日の中で雨が何回か降ることがよくあります。デンマーク人はカバンやジャケット、靴など防水のものを持っていることが多いです。デンマークは物価が高く服もセールで5,000円程のため、雨具や防水のもの、防寒具はできるだけ日本から持ってきておいたほうがいいと思います。