Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーフス大学
2015年12月 国際文化学部 S.A

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

オーフスで4か月ほど生活していますが、特に危険を感じたことはありません。しかし、金曜日や週末には町で酔っ払いが多く屯しており、中にはこちらに絡んできたり、声をかけてきたりする人もいるので、夜中に一人で出歩くなどの行為は避けた方がよいと思います。デンマークではお酒に関わるトラブルが多く、私も大学のバーで夜中の2時頃まで友人とお酒を飲んでいた際に、ひどく酔っぱらった3人の留学生に絡まれ、いちゃもんをつけられたことがあります。その時に私と一緒にいたデンマーク人の学生と喧嘩寸前にまでなりましたが、何とかその場は事なきを得ました。酔っ払いには何を言っても通じないため、こういう場合はこちらも感情的になることなく、無視をし、その場を立ち去ることが最善だと思います。 私はスリやひったくりに遭遇したことはありませんが、過去の留学生の寮に泥棒が入ったらしく、パソコンや貴重品を盗まれたようです。その時は酔っぱらっていて部屋の戸締りをせずに寝てしまったためにこのような事態が起こってしまったようですが、日本と同じく最低限の危機管理をしておけば問題はないと思います。

②クリスマスについて

デンマークの人々にとってクリスマスは大きな意味を持っているようで、この時期になると町はクリスマスツリーやイルミネーションで溢れ、とても賑わいます。デンマークの伝統的なクリスマス料理は、鳥の丸焼きや、焼いた豚肉にブラウンソースをかけていただく料理、デザートに食べるライスプディングなどがあります。このライスプディングの中にはアーモンドが一つ入っており、このアーモンドを見つけた人がプレゼントをもらうことができるというクリスマスのゲームもあります。クリスマスパーティーでは、全員が持ち寄ったプレゼントを交換するゲームなどもします。日本ではクリスマスイヴ、クリスマス当日は、恋人と過ごすことのほうが多いように思いますが、こちらでは基本的に家族と過ごすのが普通らしく、皆この時期になると実家に帰ります。私はデンマーク人の友人から招待をいただいたので、クリスマスは友人の実家で過ごしました。そこではクリスマスディナーをいただき、その後はクリスマスツリーのそばでお菓子とコーヒーやお酒をいただきながらおしゃべりをし、最後にクリスマスプレゼントまでいただきました。そこで過ごした時間はとても楽しく、また実際にデンマークのクリスマスを過ごすことができたことはとても貴重な体験でした。

友人宅にて