Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーフス大学
2010年11月号 法学部 S.S

授業紹介2

今回の授業紹介は、Creativity: man, praxis, product, economyという授業について紹介したいと思います。この授業はその名の通り、創造性・独創性についての授業です。心理学、教育学、文化・芸術・政治・経営理論、経済学、地学、社会学、政治における意思決定とそれらを作り出す人たちのもつ独創性を考えるというものです。過去、芸術に関わる人々のみ独創的だと言われていました。現在、全てのものと全ての人が独創的で、それは至る所に存在します。それはどういうもので、どのように成り立ち、どのように変化し、何を変え、どうなっていくのか。それを主に現在の状況に焦点をあて、Creativityとは何か?ということを考える授業です。授業前にテキスト約50ページ以上を読む必要があります。そして毎回、学生によるその授業のプレゼンテーションが行われます。授業は英語で行われます。大変難しい授業ですが、色々と考えさせられるとても興味深い授業です。11月現在の授業では我々の仕事、余暇や地域社会などの日々の生活の中で、どのようにクリエイティブな人は生まれ、どのように変化してゆくのか。という授業でした。この授業の試験はレポートの提出です。A4サイズで英語もしくはデンマーク語で約10枚以上です。

治安、危険を感じたこと

私は現在オーフスからバスで約30分の、スキョルホイというところにある寮で生活しています。このスキョルホイ一帯は少し治安が悪いと聞きました。実際こちらで生活して、暴れている人、バス停の標識が壊されているところや近くのお店の窓ガラスが壊されているところを目撃しました。そして寮敷地内でも、強盗があり、自転車や洗濯ものの盗難も発生しています。寮内でも盗難が発生します。私の友人は財布、キャッシュカード、ジャケットなどを盗まれています。冷蔵庫から食料品が盗まれることもあります。街中で気をつけないといけないことは、こちらでは自転車用の歩道と歩行者用の歩道が分かれています。自転車はもちろん歩行者道路を通行してはいけません。その逆もまた同様です。それを知らない人は自転車との事故にあうので、意識して見分けないと少し危険です。他に危険なことは、欧州内でもテロが頻発しているようなので、人が多く集まるところに行くのは多少の危険が付きまといます。オーフスではなく、コペンハーゲンのノアポート駅近くに位置するホテルのトイレで、今年の9月頃に爆発がありました。幸い犯人は捕まったようです。欧州内でも比較的平和なデンマークですが、ここ最近はテロに巻き込まれる可能性が大きくなっているようです。

自由テーマ

今回の自由テーマはデンマークのオーフスで売っている食べ物について紹介したいと思います。オーフスの中心街には多くのお店があります。トルコ料理の一種であるケバブを出すお店、ホットドッグ専門店、ピザ、ハンバーガー、中華料理、ジュースなどが主流です。各ショップは約20から35デンマーククローナで食べ物を購入することができます。日本円で約400円から700円くらいだと思います。特にケバブショップはお勧めです。とても食べ応えがあります。1つ食べるだけでおなかいっぱいになります。こちらの中華料理は持ち帰りの際は、お弁当箱くらいの大きさのパックに詰めてもらえます。ホットドッグはサイズが小さい割に値段が高いです。レストランではないピザショップのピザはたいへんシンプルなピザです。サイズは大きいのですが、薄いサラミのみです。レストランやカフェも多くあります。どのカフェもレストランもとても綺麗でお洒落です。雰囲気は本当に素晴らしいです。しかし、値段はファストフードショップの倍はかかります。そして席についても、お水は出ません。日本では当たり前のようですが、こちらでは出ないのが普通です。料理と一緒に注文することになります。必要無ければ断っても問題ありません。