Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2014年3月号 国際文化学部 M.K

環境について  まず、覚悟はしていたことですが空気はPM2.5の影響でとても悪いです。私が北京に来てすぐの頃が一番悪かったようです。学校にある銅像達に生徒の誰かがマスクをつけたようで校内で話題になっていました。でも毎日空気が悪い訳でなく週に1、2回青空が見える時もあります。青空の時は心なしか校内を歩いている学生達にも笑顔が多いように思います。 次に交通についてお話します。人民大学は地下鉄に「人民大学駅」があることから見ても交通の便がとてもいいと思います。他の大学に遊びに行ったときにこのことをより感じます。他の大学は広すぎて駅どうこうより校内を出るだけで疲れてしまうところ(ここの大学は学生ほぼ全員が自転車で移動します)や、駅から遠すぎて迷子になってしまうところがあります。地下鉄は一回乗るのに2元かかります。日本円だと40円弱なので気軽に乗ることができます。ただ日本に比べると終電が早い(10時から11時)ので帰りは時間に気を付ける必要があります。大学が集まっていて飲食店などがたくさんある五道口には乗換が2回必要なのでバスをおすすめします。バスは大体1回1元です。 校内の環境は満足しています。寮の下にはジュース、お菓子などが売っている小さな売店があるのでのどが乾いたらすぐに買いに行けます。寮のトイレにはトイレットペーパーがないので自分で買わなくてはなりませんが、それも下の売店で買うことができます。 寮について  平日は中国語を学んでいる留学生は毎日8時から11時半まで授業なので、授業が終わると一斉にお昼ごはんを食べに移動します。人民大学自体にはお昼休みというものはありません。1つの授業が90分で休み時間が30分あります。この2時間のセットが夜9時ごろまで繰り返されます。友達とおしゃべりしながら食堂でお昼を食べ、部屋に戻ってくるのが1時くらいです。そこから各自自由な時間となります。クラスメイトに聞いたところ約半分はお昼寝をするようです。日本人の友達もよく昼寝すると言っていました。私は昼寝をするのは時間がもったいなく感じてしまうので1回しかしたことがありません。大体留学生寮は夕方、夜になると活発に動き始めます。昼は本当に静かです。夕方はキッチンで自炊する人がいたり洗濯機を回していたりする物音が聞こえます。夜は出かけていて帰って来る人やシャワーを浴びる人のドアの開き締めの音が廊下に響いています。時々カップルが喧嘩する声が聞こえたりもします。私のルームメイトはアメリカ人ですが、基本部屋でくつろいでいます。よくお菓子を食べていて時々分けてくれます。私にとってはまだ春なのですがルームメイトはクーラーをつけ始めています。様々な国の人が住んでいるこの留学生寮は地球が凝縮されたようでとてもおもしろいです。