Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

RMIT大学
2012年3月号 経済学部 H.O

メルボルンに来て2か月。ずいぶん生活にもなれてきました。今、僕はシェアハウスで生活をしているのですが、この間も新しいメンバーのwellcome paretyで、BBQを庭でしました。こちらに来て思うのは、オーストラリアといえばBBQじゃないかと思うほど、BBQが盛んなことです。僕のシェアハウスにももちろん、バーベキュー台はありますが、公共の場でも至るところに―トイレよりおおいんじゃないかと思うほど―バーベキュー台があります。移民の国で、さまざまな国籍の料理があるオーストラリアで唯一の”オージー料理”かもしれませんね。
あと、最近の生活でお世話ににっている場所は”convent”です。”convent”は教会関係の施設で、いろんなサービスがあるのですが、その中でも特にユニークで、僕がお世話になっているのはレストランです。何が興味深いかといえば、このレストランのメニューに値段はついていません。”料金”はなく、僕たちの気持ち―つまりDonation―でまかなわれているのです。ですので、僕の場合は学生でお金に余裕があるわけではないので、その時はらえる金額を箱に入れさせてもらっています。”気持ち”でこんなに美味しい食べ物をおしゃれな場所でいただける事は本当にありがたいかぎりです。そこで働いている方々は全員ボランティアなので、僕も学業が落ち着いてきたら参加したいと思っています。

メルボルンのcityはコンパクトな都市で端から端まで30分で歩けます。しかし、買い物で重い荷物を持っているときに歩くのは億劫。そんなときに役立つのがcityを中心に走っている路面電車のtramなのですが、これもまたオージーらしいことを発見。料金はmikeyというpitapaのようなカードで払うのですが、よくまわりを見るとまともに払っている人が少ないのです。日本のバスのように後ろから入って前から出るわけではないので、お金を払わなくてもわからない仕組みなのです。一応たまに”チェッカー”といって監視している人が乗っている場合もあり、みつかれば罰金なのですが、チェッカーに出会う確率はそんなに高いわけではないので、ただ乗っている人がいるのが現状。こんなaboutな料金システムは日本では絶対ないなーとおもしろく感じています。

メルボンは世界で2番目に住みやすい都市で、ヨーロッパ風なcityが有名だと思います。感覚としては日本の都市のヨーロッパバージョンといったところでしょうか?cityでは正直なんだかあまり広大な自然を持った”オーストラリア”を感じられません。しかしそれはcity内だけの事であって、車で走るとメルボルンの素晴らしい、オーストラリアを代表するかのような自然を見ることができます。先日僕が行ったGrate Ocean Roadもその一つ。片道4時間もかかりましたが、水色の海に、サラサラの砂浜、またところによっては波が岩を打ちつけ真っ白な泡になっていたりと、日本ではみることのできない自然の力強さに圧巻でした。オーストラリア特融の赤土でできた岩の橋、ロンドンブリッチは波に打たれ続け、ついに真ん中が抜けてしまったというくらい、海の力はすごいです。cityから離れ海へ向かっている最中にも広大な土地や牛や羊がいる風景が続き、いかにもオーストラリアらしく、自然を満喫することができました。メルボルンへ来る方は是非、cityだけでなく、少し足を伸ばして美しく、力強いメルボルンの自然も満喫してほしいです