Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東海大學
2019年3月号 社会学部 M.Y

①   オリエンテーションについて

2月15日台湾に到着し、IBP(international buddy program)の生徒が迎えにきてくれました。IBPとは留学生を支援してくれる団体で、英語だけでなく日本語が堪能な生徒がいます。台湾に着いた日は台中にある東海大学までの移動や寮生活の準備などで1日を終えました。寮生活の準備をする際に感じたのですが、台湾のドラッグストアやコンビニには日本の物が多く、洗剤や風呂用品、歯磨きなどの日用品に関しては困ることがないと思います。しかし、価格は日本で買うより高く薬などの小物は日本から買ってきたほうがよいと思いました。

次の日オリエンテーションがありました。オリエンテーションでは、履修登録や保険、査証などについて中国語と英語で説明されました。東海大学には日本語学科があり、わからないことがあれば後から日本語で聞くことができます。

オリエンテーション終了後には中国語のテストがありました。テストはパソコンを使用し、リスニング・リーディングといった内容でした。テストは簡体字ではなく繁体字が使われており、簡体字で中国語を学んできた人によっては難しく感じると思います。パソコンでのテストが終わると、次に面接がありました。面接ではどのくらい中国語を学んできたか?などの質問形式の他にスピーキングのテストがありました。この日のテストの結果によって華語中心(中国語の授業)のクラス分けがされます。クラスの授業に満足できず、上級クラスへ変更したいといった要望にも柔軟に対応してくれます。

 

② 生活環境について

東海大学では寮生活をしています。部屋は4人部屋で国籍もさまざまです。東海大学にはアジア圏の学生だけでなく、ヨーロッパや南米、アメリカなどの英語圏からの留学生も少なくありません。私の場合、台湾人が2人と中国人が1人のため寮生活は中国語を練習する良い環境となっています。部屋には二段ベッド、机、クローゼットがあり、収納のスペースは広く問題ありません。また消灯時間があり夜12時になれば寮の電気は消えますが、門限などはなく自由な生活ができます。寮にはWi-fi環境はないのですが、台湾の携帯会社にはデータ通信が使い放題のプランがあるためそれにすれば通信環境も問題ありません。

寮の施設はお世辞にも綺麗とは言えずトイレ、シャワー、洗濯機などは全て共用になっています。共用の冷蔵庫もあるのですが、盗難などもあるみたいなので使用していません。またキッチンが寮にはないのですが、台湾は外食文化なので問題ありません。

東海大学は学内をバスが走っているほど広い大学です。学内の移動をバイクや自転車で移動する生徒もいます。大学の施設に食堂やコンビニはもちろん、書店や銀行、郵便局もあり一日を学内だけで過ごすことができます。大学内には運動施設も整っておりジムやプールなどがあり、またバスケットコートやバレーコートも自由に24時間使うことができます。寮から近くの夜市までも15分ほど歩けば行くことができ、美味しい食べ物が安く食べることができます。