Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東海大學
2015年8月号 国際文化学部 Y.S

【試験について】 華語中心には中間テストや期末テストといった大きなテスト期間はありません。そのかわりに各クラスの先生が不定期に小さなテストを出します。 私の場合は1週間に2回ほどの頻度で小テストを受けています。だいたい1つの課が終わると先生はテストを出します。単語だけのテストだったり、全範囲のテストだったり先生によってやり方は様々です。授業が進むにつれて新出単語が増えてきますし、内容もどんどん難しくなってくるので日々復習に追われています。 この華語中心のテストによって成績が心配になる、ということはありません。 また、学部の授業では日本と同じようにレポート課題があったり、中間・期末テストがあります。

【台湾のルール】 海外に行けばその国の習慣やルールが必ず存在するわけで、日本とは違うやり方に戸惑うこともあります。こちらに来てもう半年になるのでほとんどの事には慣れましたが、今回は台湾に来た頃に台湾のルールに驚いたことについて紹介したいと思います。

① トイレットペーパーは流しちゃダメ 台湾のトイレットペーパーは水に溶けないので流してしまうと詰まってしまうそうです。台湾のトイレにはゴミ箱が設置されているので、そこに捨てるようになっています。 このことを知らない外国人のためにトイレに「ペーパーは流さずゴミ箱に捨ててください」という標識があります。 逆に日本では円安のため台湾からの旅行客も増えたためか、日本のトイレに「ペーパーはトイレに流してください」という標識を見たことがあります。

② お持ち帰り 台湾のレストランなどで食べきれなかったご飯は「打包(ダーバオ)」と言えば全部包んでくれます。飲みかけのドリンクさえも持ち帰ることができます。日本にいた時は残った料理を包んでもらうよう頼んだことはありませんでしたが、こちらでは皆本当に気軽にやっているので、私も食べきれなかったときは包んでもらうことがあります。

③ フードコートでは自分で食器を片づけなくていい 日本のフードコートでは自分で食器をそのお店の返却口まで返す必要がありますが、台湾ではその必要はありません。食器回収を行う人がいるのでその人に任せておけばいいです。 ※マクドナルドやモスバーガーなどのファーストフード店では自分で片付けます。 他にも人前で平気でゲップをする、どこにでも犬を連れてきたり(レストランやコンビニの中もOK)とたくさんあります。 このように日本と海外に住んでいると違うルールや習慣と必ずぶつかります。が、“郷に入っては郷に従え”と言うように、これらを拒絶するのではなく慣れてしまえばなんてことありませんし、カルチャーショックを楽しみながら生活するのも楽しい海外生活を過ごす一つの方法だと思います。実際私もカルチャーショックに悩むことは全くありませんでした。意外とすんなり受け入れることができました。