Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東海大學
2012年3月号 経済学部 K.S

◆オリエンテーションについて

台湾へ到着してから2,3日後にオリエンテーションが行われました。多くの交換留学生が集まり、中でもアジア系の生徒が大部分を占めていました。説明は中国語そして英語で行われました。私の場合は英語の試験を受けて交換留学生になったため、中国語は全く聞き取れませんでした。また、東海大学にはIBP(International Buddy Program)という留学生の手助けをしてくれるサークルが存在します。彼、彼女らの中には日本語を堪能に話せる生徒もおり、説明の通訳をしてもらっている学生もいました。全体説明のあと交換留学生は5つほどのグループに分けられ、IBPの生徒がキャンパスを案内してくれました。

キャンパスはとにかく広いです。教室の移動にキャンパス内をバス・バイクを利用する生徒もいます。キャンパス内には様々なものがあり、銀行、郵便局、教会、湖、牛までもいました。次の日には語学学校(華語中心)のクラス分けテストがあり、内容はリスニング・グラマー・リーディングで全て選択問題でした。文章は繁体字で書かれており、私にとってこのテストはとても難しかったです。

 

◆環境について

住居についてですが、私は寮に住んでいます。4人で1つの部屋をシェアし、私の他に台湾・香港・マカオからの学生がいます。部屋にはベッド、机、クローゼットが各個人にあります。布団についてですが、事前に学校が用意してくれるものを購入するか個人で購入するかを選べられるようになっています。私は学校にあるものを購入しました。寮についてすぐ受け取ることができ、質も特に悪くありません。個人で購入する場合はお店まで割と距離があります。部屋にはネットも通っており、特に遅いと感じたことはありません。テレビ、冷蔵庫、キッチンはありません。各部屋にバスルームはなく、みんな共同で使います。綺麗とは言えないですが、私は特に問題に思ったことはありません。また洗濯機も共同で、しかも有料です。料金は1回30元します。そのため自分で手洗いしている学生もいます。

驚いたことはトイレットペーパーを各々がその都度持ち込む必要があることです。寮だけに限らず台湾にはそういった場所があり、外へ出るときはポケットティッシュを持って出ます。最初は驚きましたが慣れてしまえばどうということはなく、そういった違いを楽しむことも大切だと思いました。また寮は夜の12時に消灯されます。といっても個人の机の電気は点くのでそこまで苦ではありません。また寮には自習室があり、部屋で勉強しづらければ自習室を活用出来ます。しかし夜12時を境に寮のエントランスも閉まります。男子寮は学生証で鍵を開けることが出来るのですが、女子寮は鍵を開ける際に受付にサインしなければなりません。その後両親に電話が届くそうです。かなり不平等ですがそのようになっています。

寮はキャンパス内に位置し、語学学校へは歩いて5分さらにコンビニ、食堂も近くにあるので立地条件はいいと思います。

◆環境について②

先に述べましたが寮にはキッチンがありません。そのため食事は基本的に外食です。台湾には夜市というものがあり、そこには多くの露店が並んでいます。人の数も凄まじくそこへ行けば毎日がお祭り状態です。値段も安く、チャーハン一杯50~70元で食べられます。そのため毎日外食と言っても金額的には高くなりません。また他の学生も外食する必要があるため一緒にご飯を食べる機会が非常に多いです。そのため中国語の練習をする機会も同時に多くなり、良いことづくしです。

また天気についてですが、台湾はかなり暖かいと事前に聞いたこともあってか、2月の気温はかなり寒く感じました。ほぼ毎日コートを着ていました。3月になると天気は予想しづらくなり、昨日は寒かったのに今日は暑いといったことが頻繁に起こりました。しかし3月終わりごろになると気温は上がる一方で、もう半そでを着て生活をしています。寮には天井に扇風機、エアコンがあります。エアコンを使用する場合は一定時間使えるカードを購入する必要があるそうです。これはルームメイトと相談して使い始めの時期を決めることになります。