Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

同済大学
2016年6月号 国際文化学部 A.H

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

留学に来る前に中国では人の多い地下鉄でカバンを開けられたり、iphoneを盗まれるという話をよく聞いていました。実際私の友人2人は携帯を盗まれました。そのためカバンを持つときはいつも体の前にもってきて、人の多い場所では極力携帯を触らないようにしていたので、私自身はそういったトラブルには遭いませんでした。

しかし、一度だけ怖いなと思う経験をしました。私は上海に来てすぐに友人と南京東路に行きました。南京東路は上海の有名な観光地の一つで、多くの観光客が訪れます。そのとき売店に並んでいて、私は財布を開けてお金を取ろうとしていました。不注意で小銭を落としてしまい、私は自分のお金が落ちたのが分かっていたので、拾おうとしました。すると何か書いた紙を持ったおじさんが私のほうに向かって来て、しつこくその紙を見せようとしてきました。あまりにもしつこいのでずっと無視し続けていましたが、腕を引っ張られまた見せようとしてきました。最終的に諦めて帰っていきましたが、帰り際に何か言っていました。友人も私も何が起きたのか分かりませんでした。その紙もはっきり見ていないので結局何だったのか分からないままでした。中国人の友達にも聞いてみたのですが、そういったことは聞いたことがないと言われました。上海に来てすぐのことだったので本当に怖かったです。


Global Village

527日に国際交流を目的とした「Global Village」というイベントがありました。数十か国の留学生がそれぞれの伝統料理や衣装、ダンスなどを紹介します。民族衣装を着ている人と一緒に写真を撮ったり、無料で色んな国の料理を食べることができました。皆それぞれ工夫しており、楽しみながら異文化を体験することができました。

日本は展示部門でヨーヨー釣り、料理部門で肉じゃがと卵焼き、パフォーマンス部門でソーラン節を踊りました。私もこのイベントでパフォーマンス部門に参加し、ソーラン節を踊りました。一カ月前からほぼ毎日練習しました。ソーラン節は思っていた以上に体力を使う踊りだったので、本当に大変でした。本番当日、たくさんの人が見に来ていたので緊張しましたが、練習の成果を十分に発揮し、楽しく踊ることができました。ソーラン節の勇ましい掛け声と力強い振り付けが外国人にも好評で、踊り終わった後外国人の友達にとても良かったよ、凄かったよと言ってもらえたので、参加して本当に良かったなと思いました。