Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

同済大学
2011年4月号 経済学部 Y.M

カルチャーショックについて

中国は価格、習慣など衣食住において日本と異なる点がたくさんあります。まず、価格は場所により様々で、食べ物は日本より安くて、日用品も買いやすいです。ですが、輸入品は日本の1.5倍ほどの値段になっていると思います。服はデパートなどで購入すると日本と同じほどの値段で、上海のデパートには若年層向けの日系の服屋が多数進出していますが、日本の値段より随分と高いです。デパートではできませんが、場所によっては値段を交渉して随分と安く購入することができる店もあります。

学校で生活していて驚いたことはたくさんありますが、中国人学生が寝巻きで歩いていたことには一番驚きました。留学生寮にはシャワー室がありますが、中国人の学生寮にはなく、学生たちは学内にある銭湯に行くので夕方になると荷物を持って寝巻きで移動している学生が少なくありません。留学生と中国人学生は校舎も寮も違いますが、価格だけの設備になっていると思います。大学ですが、中国人学生の校舎には空調設備が整っておらず、お手洗いも日本では見たことがない様式でした。

中国に来て人と接することで感じたことは中国人に限らず留学生の人たちもみんな友好的で正直だということです。合ってすぐに打ち解け合えて、コミュニティにも参加しやすく、付き合えば付き合うほど仲良くなることができます。日本にいた頃は中国に対して少し偏見もありましたが、だんだんと中国を知っていくにつれて今の場所がとても居心地の良い場所になりつつあります。