Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

同済大学
2014年2月号 国際文化学部 H.I

■オリエンテーションについて

同済大学にはそもそも留学生向けのオリエンテーションが存在しません。全ての手続きは自身の責任で行ってください。とりあえず留学生総合楼に向かい入学を報告し、授業料(交換留学生の人はもちろん不要です。来華留学生総合保険への支払いのために300元ばかり用意しといてください。)を支払います。その後、留学生楼に行き居留手続をしてください。二人部屋と一人部屋があり、一人部屋は有料です。どちらを選んでも敷金を払う必要があります。ここで1500元程度支払います。なおここで得られる領収書は退寮時に払い戻しのため必要になりますので決してなくさないようにお願いいたします。そしてここからまためんどくさいことに上海市出入境検験検疫局国際旅行衛生保健センターにネットで予約した上で、向かってください。日本であらかじめ検査を行ったのであれば外国人体格検査記録という書類とレントゲン資料も持って行ってください。もっとも持っていかなくても、同センターで行ってくれますので荷物がかさばるならレントゲンの方は無理に持っていく必要はありません。料金は200元弱といったところです。そしてこれらの手続きで必要書類がすべて片付いたのであれば改めて留学生総合楼に向かい居留手続を済ましてください。

重要なのは一連の手続きは入国して30日以内に全て済まさねばならないということです。同済大学のホームページから留学生の手続きに関するページを印刷していく前にあらかじめ揃えておくと便利です。なお重要な資料は原本のほかにコピーを複数枚持っていてください。

 

■上海の地下鉄

上海には二つの空港がありますが留学生がどちらの空港を使うにしろ、空港には地下鉄が直結しています。空港のバスに乗った後、タクシーに乗継、というルートに比べればいくらかお金を節約できます。空港で迎えてくれる人がいるのであればその人の指示に従うのがベターですがもし一人で行くのであれば空港で“上海地鉄”という表示を探して乗ってください。あなたは地下鉄の2号線に乗るはずですから「南京東路」という駅で降りて10号線に乗り換え「同済大学」駅に向かってください。出口は二つありますが、出口から出ると校門はすぐ近くなので迷うことはないでしょう。

実際に暮らしてみると地下鉄は非常に便利です市街に出るには地下鉄以外の交通機関に乗り換えるしかありませんが人民広場を中心に上海の主要な所はほぼすべて網羅しています。時に留学生が必ず訪れねばならない上海市出入境検験検疫局国際旅行衛生保健センターには「上海動物園」駅から行くと近いです。「同済大学」駅と同じ10号線に所在していますので、もしここに行く手順になったら地下鉄をぜひ利用してください。

余談ですが上海の地下鉄は手荷物検査があります。ボディーチェックまではされませんが荷物は探知機を通すことになりますので面倒くさい事態に陥らないよう危険物は持ち込まないようにしてください。