Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

淡江大学
2017年11月号 文学部 H.T

授業紹介

淡江大学の交換留学生は学部に関係なく授業を履修することが可能です。ただ残念ながら、今学期の中国語の授業は学生数が多く履修できる状態ではありませんでした。特にオリエンテーションでは教室に座る座席がなくなり、授業を受けられない学生も見かけました。さらに、担当教員からも別のクラスへ移動するようにと案内もありました。

前学期も学生数が多すぎて、まともな授業を受けられなかった記憶があります。「クラスを分ける」と聞いていたものの、結局はクラスを分けずに中途半端なまま授業を終えました。

ただ、時間は浪費するものではないため、勉強環境が整えられていないと感じたら履修しないのも一つの手段です。大学で中国語を学べないのは矛盾がありましたが、淡江大学以外でも中国語を学ぶことはできます。たとえば、自分で言語交換の相手を探したり、スカイプなどで中国語のレッスンを受けたりなど、大学よりも密度の高い学習が見つけられるかもしれません。

まずは、勉強できる環境を見極めることが大切です。淡江大学の中国語授業も必須科目ではないため、履修したくないと思ったら別の方法を考えるようにしましょう。

今学期は中国語の授業を受けられない環境だったことには残念でしたが、気持ちを切り替えて行動を起こすことが肝心です。


留学中の悩みについて

留学では、時折悩みを感じるときがあります。仲のいい友達と会えなかったり、相談できなかったりなど、留学生活では悩むときはあります。中には問題に巻き込まれて一人で解決できないことに遭遇することも考えられます。そのときに必要なのは、「相談相手」です。もちろん、何か問題があったときは龍谷大学に相談することは大切ですが、やはり日本から離れているため、限度があります。しかし、現地で助けてくれる方が一人でもいれば、心理的負担も軽減できます。

留学は人生の中でも貴重な経験で時間も限られているため、辛い時間ばかり過ごすのはもったいないです。少しでも頼られるひとを見つけるのは非常に大切だと実感しています。

以前、落ち込んでいたとき知り合いに相談したら、解決策を一緒に考えてくださり、お世話になったことがあります。もしも、誰かに話して気持ちが楽になるなら、一人だけでも気楽に話せるひとを見つけておいたほうが安心です。

交換留学の一年間では、楽しいことばかりではありません。勉強に追われるときもあれば、悩むときもあります。万が一、辛いときがあれば気分転換をしましょう。ちなみに私は気分転換するときはご飯を食べに行っています。