Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2015年5月号 国際文化学部 Y.O

[授業について]

MTCの授業は1日3時間、1週間で15時間です。クラスは少人数で、自分のレベルにあったクラスに振り分けられます。私のクラスは、ドイツ、韓国、オーストラリア、オランダ、日本人4人の計8人です。現在学生で、留学で来ているのは3人しかいません。ほとんどの生徒が、仕事の関係、奥さん、彼女が台湾人だから勉強していると言う理由で驚きました。私のクラスは日本人が半分ですが、もちろん日本人がいないクラスもたくさんあるようです。

授業は3日で1つの内容を進みます。テストは、聽寫,聽寫,その課のまとめテスト、という流れで毎日あります。宿題も少なくはなく、毎日宿題とテスト勉強、予習は欠かせません。

授業はもちろん中国語onlyです。しかし、内容が難しい時には先生は英語を使って説明されます。英語圏の生徒が多いからだと思います。教科書の翻訳も英語で記されています。台湾に来て、『英語ができて当たり前の世界なんだなぁ』と改めて感じました。

授業のペースも内容も自分に合っていて、楽しく学べています。私は会話とリスニングが苦手で克服したいなと日本にいる時から考えていました。MTCの授業では、必ず会話練習があり、たくさん発言する機会があります。中国語にも耳が慣れてき、来た頃よりかは聞き取れるようになったかなと最近感じています。しかし、速口で質問をされると聞き取れない時がまだまだあります。なのでもっとペラペラ会話をできるように一つ一つの授業を大切にしようと思います。

[台湾の食について]

寮にはキッチンがないので、毎日毎食外食をしています。最初はどうなるかなと心配でしたが、食事に困っていることは今のところありません。台湾の味が強いなと感じる時もありますが、だんだんと慣れてきました。日本食が食べたいと思えば、回転寿司、日本でも有名なラーメン店、吉野家、サイゼリヤ、など日本にもあるお店が他にもたくさんあります。

台湾といえば”夜市”が有名です。寮から歩いていける範囲内には学生で賑わう夜市が2つもあります。日本でいう”お祭り”、”屋台”と言えるものだと思います。値段も高くなく、お手頃な値段でお腹いっぱい食べることができます。一番おもしろい、台湾独自の文化?だなと思ったお店が一つあります。

そのお店は具だけが並んでいて、自分の食べたい具を選んで店員さんに渡せば数分後には一つの料理として出てきます。おでんみたいな感覚ですが、目の前で自分が選んだ具を煮込んだりした後に味付けをして渡してくれます。衛生面ではあまり良いとは言えなく、最初は抵抗を感じました。しかし、いつの間にかはまっていました。台湾人にも人気で毎日行列ができています。衛生面でも日本では絶対目にしないなと思う光景なので、今のうちに楽しんでおこうと思います。

他にも台湾で美味しくて有名な、小籠包、タピオカミルクティー、カキ氷などたくさんあります。食事は日本人の口にも合うので、心配はいらないと思います。