Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2014年10月号 国際文化学部 M.U

<授業紹介>

MTCでの授業に関しては前期と変わらないので、師範大学で今学期に選択した3つの授業について紹介したいと思います。

①    觀光華語

この授業は、華語系(外国人学生対象の学部)で開講されている観光に関する授業です。講義を聞くだけでなく、グループワークやディスカッションの機会も多いです。「観光業とは何か」という内容から始まり、現在は「二泊三日の国内旅行プランを立てる」というグループ課題を行っています。私自身、観光業に興味があるので毎回の授業が楽しみです。

②    中級國際華語

この授業は華語系の授業ではありませんが共同科目として外国人学生対象に開講されている授業です。内容は簡単に言えば「中国語」を学ぶ授業で、読・書・聞・話の全てが授業内容に含まれています。毎週違うテーマを取扱い、一回の授業で一人一回は発言する機会があります。授業以外でも毎回課題が出され、その日に扱ったテーマに関するレポートを毎回提出します。この授業は私が今学期選択した授業の中で一番負担が大きいですが、その分得ているものも大きいと思っています。

③    華語發音與正音

この授業は中国語の標準である北京語の正しい発音を身につけるための授業です。台湾人の話す中国は台湾訛りがあり、北京語とは少し異なります。ですので、師範大学に留学しに来ている学生のほとんどは台湾訛りの中国語を話す習慣がついています。私がこの授業を選択した理由は、台湾訛りの発音も北京語の発音も両方話せるようになりたかったからです。この授業の中で先生が、日本人が苦手な発音や韓国人が苦手な発音など、使用言語の違いによるそれぞれ苦手な発音を紹介してくれるのがとても面白い深いです。この授業で少しずつネイティブの発音に近づいていけたらいいな、と思います。

 

<日本人交換留学生会>

10月頭に、師範大学の日本人交換留学生を集めて交流会を開きました。その日が初対面である人もいたのですが、みんな参加してくれたので嬉しかったです。私が台湾に来たばかりの頃、先学期に来ていた交換留学生たちが同じように交流会を開いてくれたことがあり、まだ台湾の生活に慣れない中いろいろアドバイスをもらったことを思い出し、懐かしくなりました。留学先で現地の人や他の国から来た留学生とはもちろんですが、日本人同士の繋がりもとても重要だと思います。今後、いろいろ情報交換をしたり、困った時に助け合ったりと、一緒に留学を頑張っていけたらいいなと思います。