Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2012年11月号 国際文化学部H.O

試験について

語学学校の試験の内容は、聴力・口試・筆記でした。このテストで、60点以上取ることができれば、次のタームで上のクラスにあがることができます。もし、60点以下ならば一つ上のクラスには上がれず、もう一度同じ教科書を勉強しなおすことになるそうです。しかし、普通に出席して勉強していれば、60点以下をとる可能性はほとんど無いと先生が言っていました。大学のほうの中間試験も語学学校とほぼ同じ時期にあった気がします。私は大学でAdvanced Writingという授業をとっているのですが、この授業のテストの内容は、vocabularyとshort essay2つでした。事前に先生が勉強すべき単語などを知らせてくれるのですが、難しい単語ばかりなのでかなり苦戦しました。しかし、事前に勉強していれば難しくて手が出ないほどではないと思います。

 

治安、危険を感じたこと、トラブル等について

治安については、特にいうことはありません。台湾はとても安全な国だと思います。危険を感じたことは、とにかく車やバイクの運転が荒いことです。まだ台湾に来て3カ月ですが、何度も何度も轢かれそうになりました。本当に気を付けなければ、事故を起こす可能性があるのではないかと思います。台湾は治安もよく、とても良い国ですが、彼らの運転だけは好きになれません。台湾には歩行者優先という考えがあまりないように思います。そして、台湾に来てこれといったトラブルはありませんが、プリペイド携帯を購入した際に、なぜかずっと通話ができませんでした。台湾人の友人に何故かを問いただしてもらったところ、未成年は成人した保証人と一緒でないと携帯を買うことができないそうです。私が購入したお店では、そういうことを全く言ってくれなかったので、携帯を買う際には成人した台湾人の友人に手伝ってもらうのが良いと思います。また、ビザ関連のことですが、身元に変更があった場合に移民局へ報告しにいかなければならないのですが、私はすっかり報告を忘れていたため、慌てて移民局へ行ったことがありました。本当は、罰金を支払わなければいけないのですが、その時は、移民局の方に次からは注意してね、といわれるだけで済みました。

 

台湾のテレビ

台湾では、ケーブルテレビがものすごく普及しているために、テレビのチャンネル数は100チャンネルほどあります。ドラえもん(すべて中国語)などの日本のアニメ番組専門チャンネルや日本の番組専門チャンネル、韓国の番組専門チャンネルなどがあります。また、台湾の番組には、すべて字幕がついています。なので、ただただテレビを見ているのではなくて、テレビを見ることもある意味中国語の勉強になるように思います。また、中には日本と同時進行で、放送されているドラマなどもあります。なので、日本のチャンネルを部屋で流していると、まるで日本に居るように思えてきます。いつでも、日本語に触れることができることは、良い点でもあり、中国語の勉強にとっては悪い点でもあると思うので、少し気を付けなければならないなと思っています。最近は日本のチャンネルだけでなく、ニュースや台湾ドラマ、バラエティ番組などもほとんど意味は理解できませんが、よく自分の部屋で流しています。台湾の音楽情報番組などでは、よく日本の歌手が紹介されたりしているのも、よく目にします。テレビも中国語の勉強に利用できると思います。ひとまず、テレビの内容が聞き取れるようになるレベルを目指して頑張りたいと思います。