Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2010年11月号 国際文化学部 E.K

授業紹介

毎日2時間、語学学校(MTC)で中国語の授業を取っています。一週間に一課終わらせる形で進みます。段々と先生が英語を使う量も減っていき、8・9割は中国語で行われるようになりました。それでもまだ、話せるかと言うと全然で、教室の中でしか中国語を話せないのが現状です。一歩外に出ると全く聞きとれず、先生の喋る中国語がいかに解りやすいかがわかります。それでもたまに、聞き取れる単語があると「あ、この前習った!」と嬉しくなります。言いたいことが全然言えず悔しい思いをすることの方がほとんどですが、たまに小さな成長が感じられた時はとても幸せです。

 

治安、危険を感じたこと、トラブル

台湾はあまりにも住みやすく、これと言って困ったことはありません。強いて言うなら、歩行者を無視するドライバーばかりなので、道を歩くのは少し危険です。交通ルールとしては日本と同じで、歩行者がいれば先に通すようになっているみたいですが、そんなルールなど完全に無視でタクシーもバスもお構いなく突っ込んできます。例え信号が青で普通に横断歩道を渡っているだけでも、台湾では轢かれそうになります。台湾に到着してすぐは、一年もこんなところにいたら絶対いつか轢き殺されると思ったものです。

 

 

日本

台湾には日本に興味がある人が多くいます。それでも知っているのは東京ばかりで、出身地を説明するのにいつも困ります。日本から来たと言えば、返ってくるのは「東京から来たの?」というお決まりのフレーズ。滋賀なんてわかってもらえるはずもなく、京都を必死に説明するも、わかってくれるのはほんの一握り。東京のイメージが強すぎるせいか、日本人の女の子はみんな雑誌の中の女の子みたいだと思いこんでいたり・・なぜつけまつげをつけないの?なぜ髪の色黒いの?なぜ髪の毛盛らないの?あなたは日本人ぽくないとよく言われます。そんなみんながみんな、がっつりメイクのおしゃれさんなわけないのに。メディアが与える影響って怖いなとつくづく思います。