Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2010年10月号 国際文化学部 H.A

授業紹介①

私は現在台湾師範大学で朝と昼の英語の授業を、そしてMTC(中国語学習センター)で6:30~8:20の夜の中国語の授業をとっています。今月は台湾師範大学でとっている英語の授業を中心に授業の紹介をしたいと思います。現在私は英語の基礎を固めるためにWriting, Oral-Aural training, Conversation, Learning English Through Movie, linguistics, などの6つの授業をとりました。 最初はせっかく留学に来ているので英語で行われる一般教養の科目をもう少し増やそうかと思ったのですが、まだ英語はもちろん未熟な上、Essayの書き方さえもちゃんと理解できていないので今学期はしっかりとした英語の基礎を身につけるため英語の基礎科目を多くとりました。 私の所属する英語学科は、もともと生徒のレベルが高いとは聞いていたのですが、2年生だったら自分と同じ学年なので、なんとかなるかなと甘い考えを持っていた私でした。しかし、いざ授業に参加し自分自身でで体験すると本当に自分の英語力との差に愕然としました。みんなが留学経験者かと思うほど、本当に高い英語力を持っています。発音、語彙力、何をとってみても歴然の差があります。たとえ龍谷大学で英語の授業をとっていたとしても、ネイティブの先生方が私たちにいかに簡単にそしてゆっくり喋ってくれていたのかという事に気づきました。Writingの授業はEssayの書き方などを中心に文法、構成なども習っています。基本2週間に一度はEssayを提出しなければならなりません。私はWriting能力を上げるため2つ授業をとったので両方の課題提出に追われ、日々バタバタとした生活を送っています。台湾に来てとくに驚いた師範大学の授業スタイルが、生徒が授業のある一部分野やその日の授業全部を進行していくことです。もちろん私がとっているのは英語の授業なので、みんな英語で軽々とこなしてしまうので、こりゃまた驚きです。生徒自身がクイズや質問を考えてきて授業を進行します。初めは本当にできるか不安でしたが、クラスメイトに助けられなんとかこなせている状態です。みんな優しく、力になってくれるので本当に助かっています。台湾の学生、特に師大の学生は本当に勉強熱心で見習わなければいけません。みんなに刺激されながらなんとか頑張ってついていきたいと思います!

◆カルチャーショックについて

カルチャーショックについて考えてみたのですが、そんな愕然とするほどのことは思いつきませんでした。日本人と比べ、時間の感覚や待ち合わせについては人によってはあると思いますが、おおらかかなあとは思います。ひとつ驚くのがビーチサンダルです。今、10月末ですが急に寒くなりました。もともと台湾の学生はビーチサンダルやパンプスなどヒールのないペタンコ靴が多いのですが、最近寒くなってもファー付きのコートを着て足元はビーチサンダルという人を見ることが少なくありません。なんともいえない不思議なスタイルに私はまだ慣れることができません。