Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

台湾師範大学
2015年4月号 文学部 S.I

台北市内にあって、台湾師範大学は緑を十分に保持しています。周辺を散策してみますと少しの場所ですら惜しんでいるように、住民は緑を慈しんでいます。その中にあって師範大学は学内に樹木が多いと言えるでしょう。師範大学 校本部1・Ⅱ併せて龍谷大学深草学舎全体ぐらいでしょうか。校本部1の運動施設では、グラウンドで朝早くから大学生や近隣の人たちがトレーニングやジョギングに勤しんでいます。その横の遊水館にはプールがあります。早速会員になりましたが、何故か長く続くこの寒さで行く気が起こらず、未だ利用していません。付属の語学学校は校本部Ⅱにあり、留学生以外にも年齢幅の広い方々が学習しています。いろんな国の人々が輝いていますが、雨の日には廊下に傘の花も咲きます。さて大学内にはリスもいますし、添付写真のような携帯電話大の蝸牛もいます。写真では尻尾部分が見えていませんが、発見した時は道路を移動中でその想定外の大きさに、一瞬体が引けたのですが、直ぐ宿舎にカメラを取りに帰りました。思い返しますと、好物のエスカルゴは同種なのですね。

 

 

 

 

 

<大学周辺>

大学の北部方面には、台北でも有名なグルメ街永康街があります。休日ともなると有名店には長蛇の列。中には平日でも人が溢れ近づくのを遠慮せざる得ない店もあります。日本人の口に合うものも合わないものも雑多にあると思えますが、これは自分で試してみていただくしかありませんね。顔を見ただけでは中国人も韓国人も、日本人すら区別できません。通りすがりに聞こえる言葉で、懐かしく思えたり、その人の国を思い浮かべるだけですが。道路をまたぐと東門市場があります。ここは庶民の市場。昔のままの市場が残っています。あまりの嬉しさについ買い物をするのですが、なんと言葉がほとんど聞き取れません。金額とサービス内容だけはかろうじて聞き取りますが。東南部方面には台北九大夜市の一つ師大夜市があります。夜な夜な大人数。特に週末はすごい人出。親子連れや手をつないで歩く人など多くの人であふれます。そういえば、このような夜遅い台北の人たちを夜猫族と呼ぶのだそうな。早朝鳥(僕)の天敵です。そういえば部屋の前の小公園では朝方までつがいの夜猫族がいます。ようやくいなくなったと思ったら今度は本当の早起き鳥が鳴き出します。そして朝日を浴びての入浴から一日がスタートします。昨年留学から帰国したA君が紹介してくれた野菜豊富な弁当で野菜不足を解消、師範大学からの留学生 語伴儿のKさんが紹介してくれた雑貨屋で日用品は間に合わせています。今のところ治安にも不安を覚えません。台湾の方は優しく接してくれているように思えます。