Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2019年1月号 国際学部 H.Y

留学を振り返って

今回の留学を終えた反省点としては、もっと積極的に中国人のいる環境に自分を置くことができていれば、もっと進歩を感じることができたように感じています。中国語を学ぶ外国人とは簡単に友達になれるのですが、中国人と友達になることは比較的難しいです。自分が動かなければ機会を得ることができなかった多くの経験から考えると、留学前と留学後とでは明確な違いがあります。それは、どんな状況下においても落ち着いて対応する冷静さや、中国人や外国人とのコミュニケーション能力が付いたこと、主体的に行動を起こし、何事もポジティブに捉えられるようになったことです。

留学を終えた今、きっと私は、留学前想像も付かなかったほど大きく成長できているだろうと感じています。今の私がこう感じられる背景には、多くの人の支えがあったからであると感じるとともに、中国への長期留学の機会を得ることができて本当に良かったと、心から感じています。

 

今後の目標

4年生の1年間を中国で過ごしたため、就職活動をせずに大学を卒業することになるので、帰国後は経験と能力を活かすことのできる仕事に就くことを一番の目標に頑張っていきたいと考えています。

また、自分の語学能力を維持し続けられる環境を整えることも大きな目標の一つです。HSK5・6級の他に中国語検定も以前に受けていましたが、まだ3級しか受けた経験がないため、2級、1級にも挑戦していきたいです。

この留学を通して、世界中で中国語話者が重視されていることを改めて知りましたが、語学はただ単にコミュニケーションの手段にしか過ぎないということも同時に痛感しました。ですが、留学で得られるものは語学力だけではなく、自分を成長させる経験があると思います。実際に自分で行動を起こして様々な文化に触れることで、新たに視野が広がり、同時に選択肢を増やすことができると今は感じています。そのため、今後も自分の偏見だけに捉われずに積極的に挑戦して、たくさんの人と出会い、成長し続けていきたいです。