Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2018年5月号 国際学部 Y.H

授業の様子

私が所属する中等2級班は、4科目勉強しています。それぞれの授業の様子について簡単に説明します。

1、读写

どの科目よりも一番勉強時間が長いのが読み書きです。一つの題目につき50〜70語ほどの新出単語があり、予習復習を重点的にする必要があります。どの単語もHSK5〜6級程度のレベルで、授業では先生ばかりが話すのではなく、学生も積極的に授業の中で発言しています。

2、 听力

教科書の内容に沿って進行しています。授業中は只管に問題を解いていく形式です。机が隣と仕切られている教室で授業を受けるので、集中して問題を解くことができます。

3、泛读

あまり聞きなれない科目ですが、速読力を鍛える授業で、単語の意味が全てはっきりわからなくても比較的難しい文章の意味を掴み取ることができるようになります。基本的には教科書の内容を学びますが、中国人が普段読んでいる新聞の記事なども読む練習として取り入れられています。

4、口语

口語の授業では、教科書の内容に沿ってクラスメイトととにかく話す機会が設けられています。教科書の各テーマは賛否両論分かれるような興味深い内容で、議論形式で自分の考えを中国語で話す練習をしています。話すことに対して自信がなかった私も、クラスメイトの皆と切磋琢磨しながら自信をつけてこれたように思います。

 

言語実践活動について

4月末から5月初めの大型連休の際に、学校主催の言語実践活動に参加し、二泊三日で武夷山へ行きました。武夷山は烏龍茶の原産地で、空気が澄んでいるとても綺麗な場所です。3日間を通して山登りや川下りをしたり、中国文化のみならず様々な国の文化に触れることができるいい機会でした。大型連休の期間、学校が主催した旅行がいくつか企画され、留学生の多くが参加し、中国語を学ぶ外国人の友達をつくるいい機会となっています。他にも学校が企画するイベントは毎月開催されているため、積極的に参加することで、自分の語学力をアップさせる機会となっています。

大型連休は、多くの学生が上海内外問わず色々な場所に旅行に行っています。学校から比較的近い場所に大きな火车站や机场があるため、交通弁がとてもいいです。連休の際には気軽に中国国内旅行を楽しむことができます。中国に来たからには、自分の目で中国を見て回りたいと考えています。