Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2017年6月号 政策学部 Y.Z

「治安、危険を感じたこと、トラブルについて」

上海は中国の中では治安がかなり良い方です。大都会なので、他の地域の人と比べてプライドも高いです。しかし、日本と比べるとやはりまだ公共施設でのマナーは気になる部分が多少あります。例えば、地下鉄の中で、広告を無理やり渡してくることや、イヤホンを装着せずに動画をみている、大声で電話している等、、、文化や習慣の差もあるかと思いますが、やはり気になります。これから先、更に文明が発展していくことを願いますが、逆にあぁ中国にいるのだなっていうのが実感できる部分でもあるので個人的には嫌いではないです。

また、トラブルについてです。私の友人二人が異なる日ですが同じ場所(天橦路)で携帯を盗まれていました。この場所は安くてかわいい韓国デザインの服も多く売られており学生に人気な服市場です。そのため服選びに夢中になっている学生、特に留学生は用心浅いので狙われたのだと思います。結局携帯はどちらも身元には帰ってこず諦める始末でした。出かけるときはチャックがある肩掛けのカバンをもつことをお勧めします。それから、銀行カードを無くす事件や携帯を落としたり、壊れたりして三回も変えなければいけない友人もいました。一緒に銀行に電話して処置方法を聞いたり、携帯ショップ駆けまわったりと、自分たちで解決するしかありません。しかし、どんなトラブルも乗り越えると絆が深まります。用心している間は安全だと思うので、初心を忘れないであと半年、安全に暮らしていきたいと思います。


「アプリ淘宝taobao について」

淘宝というのは、楽天市場のようなネットショッピングサイトです。食品から衣服、日用品、旅行、飛行機チケット、高铁(新幹線に妥当),火车(高铁に比べて遅いが安い)チケット、旅行先の入場チケット全て揃っています。この人気アプリの一番の決め手は「値段」です!!淘宝を一度使うと、本当に店舗では買い物できなくなるくらいの安さで同じものが買えます。上海師範大学の裏門の所に郵便物取引所があり、ネットショッピングしたものは、すべてそこに届きます。支払方法は以前紹介した、支付宝で払うのが一般です。なので品物が到着したら学生証を持って、自分の品物番号をさがして、確認したら完了です。日本だと家まで届けてくれますが、現地では自分で取りにいくスタイルが多いです。もちろん宿舎の部屋まで届けてもらうこともできますが、別料金(4元=約68円)がかかります。私は、自分の空いたときに取りに行けるので、自分で取りに行く方式が好きです。また、アプリ内で品物の運送状況も確認できるので安心です。上海付近都市発送の物は2日くらいで届きます。その他の地域の物は4日くらいで届きます。最初は疑心暗鬼でこのアプリを使って買い物をするのが不安でしたが、品物によっては买一送一(一つ買うともう一つ付いてくる)があったり、靴を買うと靴下のプレゼントが入っていたりとお得ですし、本当に便利です。もし、サイズが合わなかったり、やっぱり要らない(発送前)ってなったら、退货(返品)できるので心配いりません。お金も支付宝にも戻されます。ただし、届いた商品を返品する場合、自分でその送料を払わないといけないので注意です。

P.S

写真はオススメパン屋さん「85℃」と淘宝のサイトです。