Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2016年3月号 経営学部 Y.F

オリエンテーションについて

上海師範大学のオリエンテーション期間は5日ほどです。初日からクラス分けをするための面接が行われました。面接とは言っても、日本のように堅苦しい物ではなく、保持している資格のレベルや個人のスピーキング力、留学生自身がどのクラスに行きたいかなどを考慮して、その人に一番適したクラスを判断するための意見交換の場だったように思います。また、授業が開始してから1週間以内は他のクラスの授業も聞きに行く事ができるため、自分で自分のクラスを選べるといっても過言ではありません。ただし、面接で決められたクラスより上のクラスに行く場合に限り、筆記試験を受けなければならない仕組みになっています。ここで初めて中国語のライティング力が試されます。自分でクラスを選ぶときは教科書の内容を参考にするのはもちろんのこと、クラスの雰囲気や先生の授業の仕方にも注目すると尚良いと思います。また、留学生にとって一番の問題は、先生の話すスピードです。授業は当然全て中国語で行われるため、先生のスピードについていけないとまともに授業が受けられません。何事も最初が肝心なので、妥協をしたりせず自分が納得のいくクラスに行くべきです。オリエンテーションの日程にはビザの確認や健康診断なども含まれていましたが、私は特例のため参加しませんでした。期間中に留学生手帳を貰うのですが、そこには校内生活、校外生活問わず有用な情報がたくさん載っていました。一読の価値有りです。留学生手帳は中国語と英語で記載されているので中国語の勉強にもなると思います。何でも学習の題材にする貪欲な姿勢が留学生には必要不可欠なように思います。

 

上海に留学に来て一ヶ月が経とうとしています。最初は急激な環境の変化に追いつくので精一杯でしたが、生活にも授業にも徐々に慣れてきました。

私が授業以外の日常生活の中で一番と言っていいほど苦労しているのは食事です。中華料理は世界三大料理にも数えられる中国が誇るべき文化です。それぞれの地域によって料理の特色が違い、代表的なものには、唐辛子や花椒などの香辛料を効かせた四川省の「川菜」、淡白な味付けと多種多様な食材の広東料理、繊細で見栄えが良く宮廷料理が原型の北京料理などがあります。私の住む上海の料理は、江蘇省の江蘇料理に含まれ、甘く濃く脂っこいのが特徴です。とはいえ、私が苦労しているのはその味ではなく料理名です。学校周辺のお店では、食材の名前と調理方法を組み合わせた料理名を使うのが主流で、比較的分かりやすいはずなのに、未だに漢字が読めずどの食材が使われているのかわからないことが多々あります。ですがそれは辞書で調べればすぐ解決する問題なので、読めるものだけを頼むのではなく、留学中はわからないことをそのままにせず、すぐ調べることを心がけたいです。また困ったことに、時たま少し良いお店に行くと、料理名が必ずしも食材や調理方法と関連している訳ではなく、私たち留学生はそれがどのような料理なのか、料理名からは想像もつきません。わかるものも当然いくつかはありますが見当もつかないことがほとんどです。ひどいときはそれが熱いものなのか冷たいものなのかも分からなかったりします。たかが料理とはいえ、十分にそれを通してその土地の気候や風土、伝統を感じることができ、いい勉強になると思いました。自分が興味を持てるところから中国という国を理解していきたいです。