Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2016年11月号 国際文化学部 E.T

「授業紹介」

私は後期になって中等二級のクラスになりました。前期の5月号で紹介した時と教科内容は同じで、读写(精読)・泛读(速読)・听力(リスニング)・口语(スピーキング)の4種類です。クラスが変わったので内容は前期に比べて難しくなりました。たとえば、读写では裁判の話、听力では消費者センターの話など少しずつ専門用語も入ってきます。クラスの学生の中国語レベルもあがるので、授業中に意見や説明を求められる機会も多くなったように感じます。今回のクラスは前期に比べて平均年齢が高くなって、国や年齢や性別ごとにも意見が分かれ、新鮮な意見も出てまた面白いです。

ICCSのクラスにはそれぞれクラス担任とクラス長がいます。私たちのクラス担任は明るく話しやすい人で、手続きなどのお知らせのほかに校内外のおもしろいニュースをクラスのグループチャットに載せてくれたり、クラス会を開いてくれたりもします。担任だけでなく、クラス長がクラス会の声をかけてくれることもあります。たとえば、ハロウィンには仮装をして有名なハンバーガーを食べに行きました。私は日本人と韓国人の友達と一緒にハリーポッターの格好をしました。中国では“买一送一(1つ買ったら1つ無料)”がいたる所で見られます。レストランにも多く、私たちが行ったハンバーガーショップも少し値段のする所でしたが、多い人数で行ったので安く楽しめました。クラスの友達と仲良くなるとそんな买一送一の情報もたくさん得られて、一緒に楽しむこともできるので、ぜひいろんな人と仲良くなってほしいです。途中から授業紹介じゃなくなってしまいました、すいません(笑)

 

 

「最近の食事環境」

以前学校の周りにたくさんのご飯を食べる場所があり食事には困らないと紹介したと思いますが、夏休みが終わって上海に戻ると様子が変わっていたので、今の様子を紹介します。学校の正門をでるとすぐにたくさんの店が立ち並んでいたのですが、その通りが1つの店を除いてすべて取り壊されていました。店が違法にその土地を使っていたとか学校が契約を更新しなかったとかいろんな理由が言われていますが、とにかく近くのお店が一気になくなり食事が少し不便になりました。学校の中にある店や食堂はなくなっていないので、それでも食べる場所はまだまだありますが、ほんとうにおいしい店もたくさんあったので残念です。それで最近は外卖waimaiという宅配サービスをよく利用しています。あらゆる店の商品を選べて、専門のアプリで注文すると、店の距離によって10~50分ほどでバイクのお兄さんがなんでも届けてくれます。値段も店に行って買うのとほぼ変わらないか、むしろアプリの使用割引で外卖の方が安いこともよくあります。日本で宅配というとピザやお寿司など限られていると思いますが、こちらでは昼夜ごはん、ドリンク、スーパーの食料品などなんでも届けてくれます。外卖制度は中国でとても発展している分野で、どの外卖会社も大きく信頼できます。自分の配達員の現在地はナビで確認できるし顔写真や電話番号も載っているので、安心して簡単に利用できます。人口の多い中国ならではのサービスだなと思いました。