Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2014年7月号 国際文化学部 M.N

≪日本から持ってきてよかったもの≫

今回は、私が日本から持ってきてよかったと思うものを紹介したいと思います。

●薬

 留学生活を始めてのすぐの頃は体調を壊しやすかったので、日本からいくつか薬を持ってきておいてよかったと思いました。私は風邪薬と胃腸薬と虫刺され用の塗り薬を持って行きました。特に、毎日の食生活の変化は体に与える影響が大きいと思うので、胃腸薬や整腸剤のようなお腹に関する薬は必須だと思います。あと、キャンパス内に草花が生い茂っているせいか、蚊がとても多いので虫刺され用の塗り薬も持っていくことをおすすめします。中国は漢方の国なので良い薬がたくさんあるような気もしますが、やはり使い慣れた日本の薬は安心できると思います。

 

●電子辞書

 電子辞書は紙の重い辞書に比べてあらゆる面で便利です。電子辞書はコンパクトなのでどこへでも簡単に持ち運びでき、より素早く検索することができます。効率よく学習するために非常に役立つと思うので持っていくことをおすすめします。電池も忘れずに!

 

●パソコン

 留学中も家族や大学と連絡を取ったり、このようにマンスリーレポートを提出したりしなければならないので、パソコンを使う機会は多いと思います。そのため、パソコンは留学生にとって必需品です。また、自分でWifiルーターを用意しない限り、基本的に部屋の中にまでは大学のWifiの電波は届きません。そのため、部屋でパソコンを使う場合には有線ケーブルをつなぐ必要があるので、有線ケーブルも持っていくと良いと思います。

 

 

≪ネット環境をより良くするために:VPN≫

 中国で留学生活を始めて、困ったことの一つはネット環境が日本に比べてあまり良くないということです。ご存知の方も多いと思いますが、中国ではインターネット検閲システムが稼働しており、中国政府が有害とみなすサイトや情報へのアクセスが制限されています。アクセスが制限されている主なサイトは、Google、YouTube、Twitter、Facebookなどです。最近ではLINEも規制の対象となりつつあります。Googleが使えないということは、龍谷大学の学内メールも送受信できないということになるので、少し困りました。また、日本の快適なネット環境下にいた私たちにとって、通信速度が遅いことや一部のサイトへのアクセスが制限されることなどはストレスだと感じました。

 そこで、VPNというネットワークサービスを利用してネット環境をよくすることをおすすめします。VPNとは、通信事業者の公衆回線を介して構築された仮想的なネットワークサービスです。中国でネットを使うと本来ならば中国のネットワークに接続されます。しかし、中国でこのVPNの回線を使ってインターネットに接続することで、ネット環境が中国国外にいるのと同じ状況にすることができます。なので、中国にいながらも規制されているサイトにアクセスすることができます。VPNには有料のものと、無料のものがありますが、私は無料のものを使っています。無料なので、すぐにネットに繋がらないことや、接続が安定しないこともよくありますがとても重宝しています。VPNはパソコンでもケータイでも使うことができます。ぜひ快適なネット環境で、快適な留学生活を送りたいものです。