Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2014年5月号 国際文化学部 M.N

≪授業紹介≫

授業は、それぞれの中国語レベルによっていくつかのクラスに分けて行われます。初級一、二、三、中級一、二、高級一、二の7つのレベルに分けられており、各レベル2~3クラス(班)に分けられています。1クラス、大体20人前後です。私は初級三の3班に所属しています。私のクラスは、インドネシア人が大半を占めており、次いでボツワナ人、韓国人、日本人、アメリカ人、タイ人などで構成されています。

行われる授業は、レベルによって違うのですが、初級三では①读写②口语③听力④泛读の4科目を習います。

①    读写

读写とは読み書きのことです。教科書を使って授業が進められていきます。まずは本文に出てくる単語や文法についての説明を聞いて、本文についての質問に答えたり説明を聞いたりして、最後に練習問題をします。単語の説明の時に、その単語から派生して他にもいろんな単語を教えてもらえるので面白いです。授業数が一番多い科目です。

 

②    口语

口语とは口話、スピーキングのことです。教科書とパワーポイントを使って授業が進められていきます。授業の進め方は、读写と同様です。读写と違うところは、やはり授業中に発言する機会が多くあることです。本文は何度も声に出して読みます。他にも、グループワークがあったり、本文について一人ひとり質問されて答えるというようなものもあったりします。

 

③    听力

听力とはリスニングのことです。教科書を使って授業が進められていきます。まず、問題を聞いて回答したあと、もう一度問題を聞きながらみんなで答え合わせをしていきます。私のクラスでは、ただ聞いているだけではなく、先生がCDを止めたところまでの問題文を復唱するという練習もします。初めは慣れませんでしたが、何度も練習を繰り返すうちに聞き取る力がついてきたように思います。

 

④    泛读

泛读とは精読のことです。教科書とパワーポイントを使って授業が進められていきます。この授業では、分からない単語や文法が出てきたときにどのように読み飛ばしていくかということや、どのように単語の意味をイメージするかということを学びます。なので、教科書には比較的に難しい単語などが出てきます。しかし、漢字から意味をイメージできるものや、日本語にもある単語が出てくるので、日本人にとっては簡単に感じるかもしれません。

 

 

≪学校周辺の飲食店≫

今回の自由テーマは、学校周辺にあるおススメの飲食店を紹介しようと思います。

中国で生活をする上で、気になるのはやっぱり「食事」についてではないでしょうか?上海の食べ物は自分に合うだろうか…毎日きちんと食べられるだろうか…など、上海に来る前、私は食事についてとても心配していました。しかし、そんな心配をしていたことが嘘のように、上海の食べ物はおいしいものが多く、毎日でも食べたい!と思うようなものもたくさんあります。

 

「桂林米粉」

学校の門を出て左に少し歩いたところにあるこの店では、さまざまな種類のチャーハンやラーメンを食べることができます。私はこの店の卵チャーハン(蛋炒饭)が好きでよく食べに行きます。

 

 

「川味麻辣烫」

学校の門を出て左に歩いて、飲食店が立ち並んでいるところの一番端にあるこの店では、四川料理の麻辣烫を食べることができます。麻辣烫の店は他の店のように、席について待っているだけでは食べることができません。店内に入ったら番号が書かれたカゴを持って、店先にある冷蔵庫の中から好きな具材を選んで、それを店員に渡します。すると、一人ひとり茹でてもらえるので、あとは席について自分のカゴの番号が呼ばれるのを待つだけです。行く度に自分好みの麻辣烫に近づいていくので面白いです。

 

 

「吉祥馄饨」

学校の門を出て左に歩いたところと、学校の裏門から出て右に歩いたところにもあるこの店では、ワンタンを食べることができます。ワンタンの中身は色んな種類があるので何度行っても飽きることがありません。

 

 

「小杨生煎」

学校の最寄り駅の上海南駅内にあるこの店は、ガイドブックにも載っており、あちこちにチェーン店がある有名な焼き小籠包の店です。おいしさと4個6元(100円程度)という安さに惹かれてしょっちゅう買っています。ぜひ食べてみてください。