Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2014年4月号 国際文化学部 M.N

≪環境について≫

今回はキャンパス内の施設や寮、その周辺についてレポートしようと思います。

●キャンパス内の施設

上海師範大学のキャンパス内には、寮や授業が行われる教室以外にもあらゆる施設が整っています。例えば、食堂、レストラン、日本料理屋、韓国料理屋、その他の料理屋、図書館、ジョギングやサッカーなどのスポーツができる室外競技場、バドミントンができる室内競技場、スーパー(コンビニのような感じ)、果物屋、理髪店、カフェ、パン屋、本屋などがあります。キャンパス内にいるだけでも十分に生活することができます。

室外競技場で運動したいと思った時は、一般人向けに開放している時間帯だけ使用することができます。かなり遅い時間まで開放しているので、たまに友達と夜のウォーキングに出かけ、おしゃべりを楽しんでいます。

食堂は、キャンパス内に6つあるそうですが、私が利用するのは、学思園(寮)の近くにある食堂と、南大楼(授業が行われる棟)の近くにある食堂の2つです。食堂での支払いは基本的に、前もってお金をチャージした学生証を使って行うので、食堂を利用したい場合は学生証が発行されてから利用する方がいいかと思います。(学生証は3月中旬に発行されます。)

室外競技場。

食堂の食べ物。合計で6元(約100円)でした。おかずは種類が豊富にあります。

 

●寮について

私たちが住むことができる寮は、学思園と外賓楼の2か所です。学思園には一人部屋と二人部屋があり、外賓楼には一人部屋がなく、二人部屋のみとなっています。

それぞれの寮には共用のキッチンや洗濯室があり、それらの部屋が空いている時間帯は誰でも自由に使用することができます。洗濯室内の洗濯機を使うためにはフロントで洗濯カードを購入しなければなりません。50元で10回洗濯することができます。

私は今、学思園の1日75元の1人部屋に住んでいます。部屋の中には、机、椅子、テレビ、ベッド、冷蔵庫、トイレ、シャワー、洗面台、クローゼット、鏡、棚、引き出しがあります。また、寮内には毎日部屋を掃除してくれるおばさんたちがいます。枕カバーやシーツも週に1回くらいのペースで取り替えてくれるので、とても気持ちよく生活することができます。悪いところを挙げるとすれば、トイレットペーパーが流せないトイレがあることと、お湯が出るまでに時間がかかることくらいだと思います。

学思園のキッチン。

 

学思園の洗濯室。この他にも洗濯室はいくつかあります。

 

●大学周辺の街並み

大学周辺にはさまざまな飲食店、大きなスーパー、コンビニ、公園、銀行、郵便局などがあります。最寄り駅は、上海南駅と桂林路駅です。学校の正門を出てすぐの道沿いには軽食~飲食店が沢山立ち並んでいるので、お昼時になるといつも学生でいっぱいになります。私は、この通りにある「桂林米粉」という店の卵炒飯が好きでよく食べに行っています。

また、キャンパス内にも小さなスーパーがありますが、大学から歩いて15分くらいかかるところにウォルマートという大きなスーパーがあります。そこには食料品だけではなく生活用品や電化製品、鍋類、衣類なども売ってあり、品揃えが豊富です。

中国には変わった味のポッキーやプリッツがあります。スーパーのお菓子売り場は見てるだけでもとても楽しいです。

 

≪修学旅行≫

4月23日~27日の間、留学生の社会言語実践活動として、修学旅行のようなものがありました。行き先は4か所あり、その中から自分が行きたいところを選んで、締め切りまでに留学生センターにお金を払いに行きます。参加するかしないかは自由でしたが、せっかくの機会なので友達と一緒に1泊2日の旅行に参加することにしました。学校から大型バスに乗って3時間、浙江省という地域に着きました。1泊2日の間に、「游览五泄风景区」に行き、大自然の中で5つの迫力ある滝を見たり、「西施故里」に行き、春秋時代の美女の寓話について学んだり、「乌镇」に行き、清の時代の街並みを散策したりしました。食事はレストランやホテルで中華料理を味わいました。さまざまな中国の文化に触れられて、1泊2日だったとは思えないくらい充実した旅行でした。参加してよかったと思います。

「游览五泄风景区」

 

「乌镇」