Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2014年4月号 経営学部 M.A

環境について

上海师范大学は自然に囲まれていているので休日には外部から多くの人(小さい子からお年寄りの方まで)がスポーツやピクニックをしに来ます。ちょっとした芝生や庭があるので天気の良い休日はとてもにぎやかになります。大学内には超市(スーパー)、飲食店、果物屋、運動場、ATMがあるので大学を出なくても過ごすことができます。住居は、現在私は2人部屋の留学生寮に住んでいなす。設備は、ベッド、冷蔵庫、棚、勉強机、ユニットバスがあります。寮とはいえ、学生だけでなく外部から来た一般客も泊まることができるので、造りがホテルのようです。部屋にもよりますが、私の部屋はとても広く木造建築なので温かみがあり、そして快適に過ごすことができます。一人部屋のほうが自由で良いのは当然ですが、私の場合、韓国人のルームメイトが優しく、趣味が合うので今のところうまくいっています。結局、ルームメイトとの相性の問題なので私は運が良かったんだと思います。設備の話に戻りますが、寮の2Fには洗濯機とちょっとした自炊をするスペースがあります。洗濯も自炊も使用時間に指定があります。また、他の留学生も使用していて洗濯できないということもしばしばあるので、うまく時間を利用する必要があります。

休日の過ごし方

留学生はたいてい午前中で授業が終わり、午後は自由に過ごすことができます。それに、休日は授業がないのでもちろん何もありません。なので、時間はたっぷりあります。私は休日を利用して、3月には浙江省の紹興、4月には上海の北部に位置する崇明島、それから四川省に旅行へ行ってきました。中国には世界遺産がたくさんありますし、やはりスケールが日本とは比べものになりません。いままで教科書でしか見たことのなかった建造物や景色を、実際に足を運んで自分の目で見たときは感動せずにはいられませんでした。4月23日~27日に行った四川省では、少数民族の方たちのショーを見て一緒に食事をし、歌い、踊りました。今回は何かものを買って形として残る旅ではなく、少数民族の暮らしを体感し、記憶に残る良き旅になりました。このような素敵な旅をこれから先どんどん増やしていきたいです。外に出かけず、数冊の教科書を使って中国語を勉強することもアリです。しかし、外へでかけて中国語をたくさん聞き、たくさん話し、たくさん書き、多くの方と触れ合うといった過程、その積み重なった経験のほうが教科書より断然多くのことを学べるのです。なんといっても旅のいいところは、”百度聞くより一目見ればわかる面白さ”でしょうか。