Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東呉大学
2017年6月号 国際学部 J.Y

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

 

2月から台湾に来て早くも4ヶ月経ちましたが、今までのところこれといって大きな問題やトラブルはなかったように思います。もちろん地域によっては治安の悪いところがあるのかもしれませんが、僕が生活している大学やその周辺、また台北市内に関しては安全です。遅い時間に女性が一人で歩いていることも珍しくありませんし、塾帰りか学校帰りかと思われる子供たちを夜の時間帯に見ることも多々あります。僕も以前外に出かけた際に終バスを逃してしまい、一人で夜道を帰ったことがあったのですが、無事に帰宅することができたので、道さえ分かっていれば特に問題はないと思います。台湾に来て気づいたことの一つにバイクの多さというのがあります。台湾では非常に多くの人が移動手段としてバイクを利用します。バイクの便利な点として、車が通れないような比較的小さな道や路地などもスイスイ走行できるという点があるので、僕たち歩行者としては常に注意を払う必要があると思います。また全ての場所がしっかり舗装されているというわけではないので、日本にいるときと同じような感覚で歩いていると危険な目にあうかもしれません。もう一つは公共バスの利用です。台湾では電車はもちろん、バスも非常に便利で、かなり安いです。学生だとだいたい一回の利用で12元(48円)ほどです。しかし、それが理由かはわかりませんが、バスの運転は本当に荒いです。急ブレーキなどの際にはしっかりとどこかにつかまっていないと大ケガにつながります。台湾の交通はバイクをはじめ、車、トラック、バスがひしめき合っており、まるでカーレースのようなひやひやした光景が続いています。

信号待ちをしているバイクや車の様子

 

台湾の天候について

 

海外に長く滞在する際には事前に現地の天候をある程度把握しておくことが必要だと思います。僕は1年間留学ということもあり、台湾の夏、冬の両方を経験することになるため、渡航前にネットなどで台湾の気候について調べていました。実際来てみると、大体その下調べの情報と同じような感じで、台湾の気候にも徐々に慣れてきました。僕は2月に台湾に来ましたが、そのころはまだ寒く、インナーにコートを羽織るといった組み合わせが丁度良かったような気がします。2月頃は夜に冷え込むということもあり得るので、日中は暖かく感じるような日でも、すぐに羽織れるような上着やコートがあると安心だと思います。そして、3.4月頃から、段々と気温が上がり、6月に入ると一気に夏の暑さへと変わりました。最近は30度を超えるのが普通で、外に出て活動するのも中々酷になってきました。7月8月をどう乗り切ればいいのかというのが今1番の悩みです。一般的に台湾では、一年を通して日本に比べて暑く、大体日本の気温の+5~10度といったところだと思います。なので、個人的な意見として、大雑把ではありますが

12月~2月 冬 インナー+コート

3月~4月 春 インナー+シャツ

5月~11月 長い夏   Tシャツ

このような服装が適しているのではないかと思います。

もちろん人によって感じ方は違うと思いますが、僕は暑がりということもあり、正直台湾の天気はあまり好きではありません。また、ただ暑いだけではなく、天気が全く安定しないというのもネックです。6月になり、気温が30度を超える日が多くなってきたかと思うと、突然の豪雨が訪れたり、気温が一気に下がったりと、不安定な天気に悩まされることが多いです。この間はゲリラ豪雨が台北を襲い、大学の前を流れる川が氾濫したことで大学構内が浸水するという大被害が起こり、授業も中止になりました。

基隆市萬里区の浜辺(6月下旬)