Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2018年4月号 農学部 S.N

環境について

私は学習環境について紹介します。まず、クラスですが8つに分かれています。クラス分けテストの結果で決められます。しかし始まって一週間は他のクラスの授業を自由に受けられます。私はあまりにもレベルが高く感じたのでクラスを下げました。授業は毎朝8時から11時半までで、30分の休憩があります。教科は听力,阅读,精读,口语,写作があります。宿題はほぼ毎回出ます。午後は自由時間です。私は自炊をしているので買い物に行ったり、勉強したり、中国や韓国のドラマを見たりしています。HSKの講習も毎週火曜日にあるのですが、教科書を買わないといけないので私は行ってません。また、月曜日と木曜日に韓国人の友達と、韓国語と日本語を教えあっています。入学の時に中国人のパートナーを一人持ちます。パートナーと中国語を勉強している人もいますが、私のパートナーは忙しすぎてなかなか勉強する機会がありません。中国の大学は日本とは違い、朝から夜まで授業があり、たまに土曜日も授業があるみたいです。

 

内モンゴル旅行について

4月5日から7日の三日間、私は日本、コスタリカ、エクアドルの友達と内モンゴルのツアーに参加しました。交通費、食費、宿泊費、乗馬体験等の費用込みで940RMBでした。北京からバスで行ったのですが、6時間で着くはずが15時間もかかりました。車内は狭く本当に苦痛でした。そのため当初の予定がずれてしまい結果として行くはずだった内モンゴルの博物館は中止になりました。

二日目に砂漠に行きました。そこでラクダに乗ったり、砂滑りのようなものをしましたが、とにかく風が強く、砂が目に入りそれどころではなかったです。砂漠に行く際はサングラス・マスクが必須です。その夜バスで移動し、ゲルに泊まりました。私が想像していたゲルとは異なり、外見はゲルで中は普通のホテルでした。さらにベッドは汚くて、室内がとても寒いのです。エアコンは壊れていて冷たい風しか出てきません。外の気温はマイナスで当然水も止まっていて、お風呂、歯磨きはできません。その夜は持ってきたすべての服を着て友達とひっついて寝ました。こんなにも苦しい思いをして寝たのは生まれて初めてでした。

三日目の朝は馬に乗りました。このツアーで一番楽しかったです。馬に乗り遠くにあるゲルまで行き、そこで休憩しました。その時、奶茶とお菓子をいただきました。本当においしかったです。そしてまた馬に乗って帰ってきました。

このツアーは私が想像していたものとは違いましたが、いい思い出ができたので良かったです。またこのツアーで知り合った中国人とこの間食事に行きました。彼女は大学の先生で外国人に中国語を教えているそうです。このようにツアーに参加することで新たな出会いも待っています。