Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2019年1月号 経営学部 N.S

この留学を振り返って

留学中には数えきれないくらい多くの人との出会いがありました。中国人はもちろん、学校の中ではいろいろな国の人と出会えます。外部の交流会では、学生に限らず社会人とかかわる機会もあります。また旅行に行ったときなどは、一度きりの出会いもたくさんあります。助けてくれた人のおかげで旅行が楽しい思い出になったりするので、どれも大切なご縁だと思っています。もちろん日本人同士の出会いもあります。旅行先で出会った日本人女性は、世界一周中の方で、海外で出会う人々は個性的です。私にとってこの1年間の留学はとても素敵な思い出になりました。自分一人ではなかなか記憶に残る思い出はできないと思います。出会った皆さんのおかげで、楽しく過ごすことができました。こんな経験をさせてもらえて、本当に感謝しています。1年なんて本当に短い期間で、あっという間に過ぎてしまいましたが、北京での経験はとても貴重で、もし日本にいたらできなかったと思う体験ばかりです。

 

短期と長期の違い

夏休みに3週間の短期留学、海外中国語研修講座に参加したことがあり、中国への留学は2回目でした。しかし今回は北京への1年間の交換留学ということで、短期留学と違う部分が多かったです。まずビザなどの手続きは自分でやらないといけないことが多く、出発前に日本で手続きする分と中国に行ってからの分があり、少々複雑で留学前後の様々な手続きは面倒です。短期の時は龍大生10人で行き、中国語で授業は受けますが日本人だけのクラスでした。長期だと国籍は様々で、国ごとのいろいろな話を聞けて面白いです。短期のいいところは、3週間分のプログラムがしっかり組まれているので、内容豊富で凝縮された濃い3週間を過ごせます。授業だけでなくいろいろな文化体験や1泊2日の日帰り旅行も組み込まれていました。長期の醍醐味としては、自由な時間が多いところでしょう。授業は平日の午前中のみなので、午後や休日は時間があるし、わたしは夏休みなど長期休暇以外にもほぼ毎月、ちょっとした休みがあればどこかに旅行に行っていました。中国の広大な土地では気候もそれぞれで、場所によって様々な文化を持っています。観光地はもちろん言葉や習慣、食べ物、建築など違いがたくさんあり、街中にも魅力的な場所はたくさんあるので、ぜひ長期留学中はいろんなところに行ってお気に入りのスポットを見つけてください。