Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2014年10月号 国際文化学部M.K

授業紹介

中国では新学年は9月スタートなので、新学期が始まる時期はとても校内が賑わっています。留学生はクラス分けテストを行い、今回は高級2クラス、中級6クラス、初級1クラス合計9クラスに分けられました。授業は初級のクラスは漢字の書き方の授業がありますが、中級高級は総合、ライティング、スピーキング、リスニング、リーディングの5つの授業に分かれています。テストの結果、私は中級の中で一番上のレベルのクラスになりました。私は一週間後にあるクラス分けテストを受けるか本当に悩みました。中級のクラスは今学期から来た人がほとんどで先学期からいる自分と比べるとリスニングやスピーキングはできない人が多いのが事実です。ですが、文法的にはまだまだ中級レベルのことで知らないこともたくさんあります。結局友人からの助言受け、テストを受け高級のクラスに編入しました。授業は本当に難しいです。先生の話すスピードも速いし、全員漢字が書けることは当たり前なので先学期のように漢字で大体の意味が分かるから好成績をもらえるなんてことはありえません。クラスの中では圧倒的な劣等生ですが、なんとか付いていけるように頑張っています。ライティングの授業で毎回出される500字の作文に毎週悩まされています。残りの授業で自分の中国語のレベルが上がるように勉強したいと思います。

国際文化祭
同期のTさんも書いていましたが人民大学の年に1度のビックイベント、国際文化祭について書こうと思います。文化祭は各国のブースを出す日とパフォーマンスをする日に分かれています。食べ物を出すか出さないは各国自由で売り上げは自分達のものになります。食べ物を出す際にお金をとっていい大学は珍しいようです。Tさんは料理の班長でしたが、私はパフォーマンスのリーダーを任されました。実を言うとちょうどその時他のイベントの準備と重なっていたり、授業についていくのにいっぱいいっぱいでリーダーはやりたくありませんでした。ですが、任されたからには全力でやろうと決心しました。去年のよさこいのパフォーマンスの評判がよくてプレッシャーにもなりましたが、現代の日本文化ともいえるアイドルを表現することで今の日本を各国の人に伝えることができたないいなと思いました。他の国では一番歌が上手い人がその国の歌を歌ったり、民族舞踊を披露していましたが、私達はみんなで一致団結してパフォーマンスをすることで日本人の協調性の豊かさをアピールすることができたと感じています。(写真はカザフスタン人のルームメイトと私です)