Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2014年1月号 国際文化学部 K.Y

・この一年を振り返って

今回で毎月書き続けていたマンスリーレポートを書くことが最後だなんて信じられないです。月日はとても早いですね。

最初はひたすらワクワクしていました。中国に着いた瞬間のあのワクワク感は今でも忘れられません。授業が始まり、中国語が理解出来ないというのと周りのレベルに圧倒され発言することはおろか、毎日授業についていくので精一杯でした。授業が分からなさすぎて帰りたくて泣いてしまったこともありました。でも、意地を出して今までやってきて自分の成長を実感することができました。

授業中、当てられないようにひたすら下を向いていましたが、授業を理解し始め、発言したいことがあるとウズウズしていまい、当ててくれと言わんばかりになりました。もともとたくさんの人の前で話すことが苦手な私がこのようになったのはたいへんな成長です。

もちろん中国語のレベルも上がっていると思います。留学する前は読み書きだけで精一杯だった私ですが、現地の中国人の会話を聞き取ることができ、会話もできるようになり大幅にレベルアップしたように思います。

帰国が近づいてくると、もっとこうしておけばよかった、あれもしたかった、これもしたかったと思いましたが、考えても仕方が無いので帰国間際になってもがむしゃらに頑張っていました。

もし機会があれば、できなかったことの消化、自分の能力向上のために北京にもう一度留学したいと思っています。この留学は私にもっと大きな目標を与えてくれるものになりました。

 

・帰国後どう留学経験を活かすのか

まずHSK6級を取得し、ビジネス中国語検定、HSK口語を取得します。この中国語を自分の仕事に活かしていけるように検定などを取得し自分の能力を具体化していこうと思っています。

私は元々言語を勉強することが好きで中国語の他にも3カ国語勉強をしています。この言語を活かして外国の人々に日本語を教えていきたいと考えています。中国へ留学していた時、思いのほか日本語を勉強したい人、日本に興味がありドラマなどを日本語で聞き取りたい人、日本企業に就職したい人などがいました。このような人たちに日本語を教えてと頼まれることがよくあり、JLPT(日本語能力試験)の試験勉強の先生をしたりしていました。この経験を通して、人に何かを教えるのは好きだった私ですが、自分が好きで勉強している言語を使って日本に興味を持ってくれている人々に日本語を教えることができたらどれだけ楽しいだろうと考えるようになりました。

これからはこの留学経験を活かして、まず資格、そして自分の目標のために突き進んでいきたいと思っています。